「詰め込みすぎ」LOOPER ルーパー たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
詰め込みすぎ
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未来から来た自分(ウィリス)を殺すべく追う自分(レビット)というストーリーだと、ありきたりなSFアクションになってしまうので、そこに親子の愛や、オカルト要素をぶちこんでしまったため、なんのジャンルかわからない作品になっちゃいましたね。
観ていて「ターミネーター」「バタフライ・エフェクト」「オーメン」が頭に浮かんできてしまった。
オチのまとめかたを評価する人が多いが、あんだけ自己中な主人公が、負の連鎖を断ち切る自己犠牲の決断するかなぁ!?
「バタフライ・エフェクト」のディレクターズ・カット版エンディングも自己犠牲で負の連鎖を断ち切るが、それまでの主人公の行動から説得力があるんだけど、疑わしき子供を殺していくオールド・ジョーの自己中っぷりを見てると、ヤング・ジョーが数日で改心するなんてありえんでしょ〜。
間抜けな手下の描写に尺取らないで、もう少しレビットと親子の絡みを増やしたり、説得力のある描写を入れれば、ラストに感動したかも知れないだけに残念でした。
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