「冒険の終わりに・・・」ホビット 決戦のゆくえ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
冒険の終わりに・・・
「ホビット」シリーズの最終作です。 全作品、映画館でも見ています。一作目は3Dで見ました。その風景の素晴らしさに、唯々、大感動でしたね。でも、内容自体はちょっと、引き込まれなくて、後の二作は通常盤で鑑賞しました。
今回、改めて三作(エクステンデッド・エディション版)見直したんですが、やっぱり良いですね。見れば見るほど面白くなるような気がします。
ただ、本作の最初の龍との戦いの部分はどうなんでしょう? 龍を倒して、二作目が終わりってほうが、作品的に区切りが良かったんじゃないだろうかってくらいにあっさりやられちゃった気がします。
その分、トーリンがおかしくなっちゃうところは、なんかまどろっこしくてイライラしちゃったかな。
最後の決戦もう~ん・・・
いや、確かに迫力はあるし、面白いことは、面白い。大好きな場面でもあるのですが、なんか長く感じちゃいました。くどいくらいにまだ続くの?って感じ。
まぁ、メインの部分でもあるのでしかたないんですが。
【ネタバレ】
そして、この長い戦いの後の大団円、これまた長かった。余韻に浸るってところで大事ではあるのですが、なんか間延びした感じかな。
村へ戻ってきたホビットの家財道具が、配布されてたのは笑っちゃいました、覚えてなかったです。
みんなの平和のために尽くしてきたのに、一年以上家を空けていたせいで、死んだと思われたなんて・・・
随分な話だけど、そこがホビットっぽいって、締めになったのかな。
全体的に、間延びした感が今回は多かったんですが、それでも楽しませてもらったことは事実です。このシリーズも大好きな作品です。