「理想の女性像みたいな映画」ルビー・スパークス CUTさんの映画レビュー(感想・評価)
理想の女性像みたいな映画
派手さに囚われず確実に進めていく構成が良かった。
主人公カルヴィンが、夢に見た女性を主人公にした小説を書いたら、その女性が現実に現れる。そしてデートとかするようになる。
っていう、始まりはファンタジーだけど、それ以外はもうほとんど現実的なストーリー。
始めは理想を手にして浮かれるカルヴィンだけど、彼氏彼女の関係にありがちなリアルな喧嘩もするようになってきて関係が悪い方向に向かっていったりもする。そうして理想がいつしか現実に溶け込んでいく。
理想も現実になると、ただ普通にある事になっていくのが見ていて新鮮で面白かった。
夢の先には現実があって、また違う夢も出てくる。
結局は現実とどう向き合うのかということになってくんだなと思った。
ラブコメ系でこんな感想を抱くとは思ってなかった。笑
でも恋愛ってやっぱり、こういう現実的な出来事の連続だと思う。いや思わされたのかも。
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