「典型的な“実話”エクソシスト・ホラー」ポゼッション 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
典型的な“実話”エクソシスト・ホラー
サム・ライミが製作を手掛けた実話を元にしたホラー。
ガレージセールで見つけた謎の木箱を手にした少女が、やがて常軌を逸していき…。
サム・ライミが関わっているのでグチャドロホラーかと思いきや、正統派の“エクソシスト”。
じわじわ煽ってからのショック描写。
レントゲンに写った恐ろしい顔は結構ヒヤリ。
蛾の大群、口から出る娥、ヘンに歪む顔などのちょいグロ描写でライミ色。
しかし、全体的にそれほど怖いという印象は無く。
取り憑かれた娘を救おうとする父の姿が主軸だが、典型的。
こういうエクソシスト系のホラー映画を見ていつも思うのだが、取り憑かれた少女の怪演は天晴れ。
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