「地味SF」EVA エヴァ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
地味SF
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結局、主人公は天才ロボット博士なのに、自分が設計に携わった女の子をロボットと見抜けず彼女を模倣したロボットを作ろうとしていた。間抜けな話であった。しかし分からない話ではない。ネットで文章を読んで、「そうだ!いい事書いてある」と興奮したら自分で以前に書いたものだったことなど、そんな感覚かなと思った。
全体的には退屈なところもあったが、描写が丁寧ないい映画だった。パーティでデビッドボウイが掛かってダンスする場面が素晴らしかった。エヴァの小悪魔っぷりが凄まじかった。主人公はひたすら暗くて面白味のない人物だった。車の音がモーター音というような地味な近未来感覚もよかった。
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