EVA エヴァのレビュー・感想・評価
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「女の子は男の子よりずっと複雑よ…」
大学のロボット工学の女性が言う言葉に「なるほど…その通り」と思いっきり同感しました。
レオンしかりジャンピエール・ジュネ監督のロストチルドレンしかり、ヨーロッパ人監督は10歳前後の女の子で観客を魅了させるのが上手いですな。
アメリカ映画ならロボットが暴走するとすぐショットガンで撃っちゃう所を、この映画では強制終了のキーワードをまるで魔法の呪文の様に使う所がなんだか素敵だと思いました。
未来なのに車は古いサーブだったり、ロボット製作の機械は超ハイテクなのに建物は古めかしく、繊細なプロダクト製作現場なのに横でバンバン煙草を吸っちゃったりと、そこら辺のちぐはぐな対比がまた面白かったりしました。
御伽話とかファンタジー的な味わいのある異色のSF作品。半分くらいで...
御伽話とかファンタジー的な味わいのある異色のSF作品。半分くらいで最後までわかってしまうような映画ではあるけど、映像や言葉選びが良かった。雰囲気重視する人なら満足度高いと思う。
雰囲気
ある、色気を感じる映画。
だが、何か盛り上がりに欠ける。
後少しで名作に成れそうな予感がするだけに、勿体無いと思った。
19035
北欧の美しい映像。
ストーリーのひねりや救いはない。
エヴァは魅力的です。
スペインの映画はあまり観たことがありませんでした。淡々と、静かに展開していきます。ストーリーにもうひとひねり欲しかったです。単に伏線に気付いていないだけかもしれませんが。
エヴァが
とっても魅力的。
LEONを思い出した。
内容は予想がつくかもしれないがそれでも面白い。
結末は悲しくなったが最後のシーンが救いだと感じた。
それぞれの解釈で受け取り方も違うと考えます
時間もちょうど良いので飽きずに鑑賞できました。
心にくる
エヴァをモデルにしたプロトタイプが主人公に攻撃したのは元々のエヴァの安全性が足りてなかったから。
エヴァが出て行こうとした時ドアを開けなければ同じ行動だったのか。
主人公がエヴァを殺したとき、その心情は想像できない。愛する女性が死んでしまい、いわば自分の娘のような存在も死ななければならない。だから自分で殺した。
エヴァと一緒に逃げることもできたのにそうしなかったのは良くも悪くも主人公の逃げ癖かな。
一番最後のシーンはエヴァを殺した後に自分も死んだってことなのか、主人公が逃げずに完成させていたIFの世界なのか。
エヴァとヒロインはとても魅力的で、とても素晴らしい世界観でした。
ロボットエンジニアが、兄の一人娘をモデルにロボットを作成しようとす...
ロボットエンジニアが、兄の一人娘をモデルにロボットを作成しようとするが・・。
意外とさらりと鑑賞できる作品だけどラストの余韻が何とも言えない。
こんなにも魅力的に思えるのは何故?
子役で恐ろしく魅力のある子をたまに見かけますが、エヴァ役の子もその1人ですね。
彼女の何が魅力的なのかははっきりしませんが1つに絞るとしたら何なのでしょうか?外見?言動?思考?それとも監督の見せ方なのか?自分に無いものを感じた時ってのもあるでしょうね。うーん、いい演技でした。
最後のシーンの光の十字は何なんでしょう。気がついた方いらしたら教えてください。
CGがなかなか綺麗です
ロボット工学はめちゃくちゃ発展してるけどそれ以外はそんなにハイテク感がなく少し不思議な世界観ですね。
空中にふわっと映像が浮かんでプログラムを組み上げてるシーンは何回みても飽きないな。
早くあんなインターフェイスで簡単に作れる時代が来て欲しいな。
エヴァについては想像通りでしたけど、切ない物語で、この独特な世界観もなかなか私は好きでした。
EVAが魅力的。それだけ。
EVA役の女の子は非常に魅力があると思うが、もっともっと魅力を前面に押し出すべきだったと思う。そうすれば、彼女が実はロボットだったというオチの落差が大きくなるし、天才技術者であるはずの主人公が気付かない不自然さも緩和できたはず。なにより最後に彼女が解体されるときの悲しみも深くなっただろう。
他にも、最後の解体をする決断するまでの葛藤が軽すぎる。もっと苦渋の決断ぶりを表現するべきじゃないだろうか。
エヴァの魅力
美しくとても好印象な映画です。主人公エヴァの魅力に惹かれました。ストーリー性は違いますが、以前観たダリルとも通じる物があり生涯忘れる事のできない作品の一つになりそうです。
地味SF
結局、主人公は天才ロボット博士なのに、自分が設計に携わった女の子をロボットと見抜けず彼女を模倣したロボットを作ろうとしていた。間抜けな話であった。しかし分からない話ではない。ネットで文章を読んで、「そうだ!いい事書いてある」と興奮したら自分で以前に書いたものだったことなど、そんな感覚かなと思った。
全体的には退屈なところもあったが、描写が丁寧ないい映画だった。パーティでデビッドボウイが掛かってダンスする場面が素晴らしかった。エヴァの小悪魔っぷりが凄まじかった。主人公はひたすら暗くて面白味のない人物だった。車の音がモーター音というような地味な近未来感覚もよかった。
近未来のお伽話
ロボット科学者アレックスは、かつて逃げるように離れた故郷に戻ってきます。個性的な少女エヴァをモデルにアンドロイドの研究を始めますが…。
繰り返し語られたテーマとは思いますが、欧州の小さな雪の街のできごとは、なにかアンデルセンのもの悲しいお話みたい、近未来の寓話・お伽話のよう。
この美しく静かな作品が大好きになりました。スペインのキケ・マイヨ監督2011年の作品です。
CGの使い方が良かった、美しいタイトルに引き込まれます。
それぞれのキャラクターが良かったけれど、エヴァの魅力が圧倒的!素晴らしかったです。
変質者・リアル猫型ロボット・アンドロイド
エヴァの色気にやられた。(´д`)10歳なのに妙に大人びていて、かとおもえばスキップをしたりする。よく知らない男性に対して、悪びれもなく「変質者」と言ってのけ、その後にキス顔をしてくれる小悪魔さ。アレックス(主人公)が彼氏に見え、いいように振り回されているのが羨ましいなぁ(○´∀`○)と思ってみていたが、後半からの展開でこの映画の厚みがぐっと増した。(´・ω・`) 人権、命の重み、《子》に対しての親としての役目とは…。
観る側に、考える余地を与える映画はいい映画だと思っている僕に、この映画は訴えるものがあった。……変質者かぁ(笑)(´д`)
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