「カ―タンの映画レビュー」HICK ルリ13歳の旅 カ―タンさんの映画レビュー(感想・評価)
カ―タンの映画レビュー
年頃の少女が主人公になると、話が際どくなる。
どうしても、“セックス”から物語を切り離す事が出来ないからだ。
今が旬の女優であるクロエ・グレース・モレッツが主演をした本作も、その例にもれない。
クロエ扮するルリはダメな両親(母親がジュリエット・ルイス)に育てられたんだけど、ある日、二人が出て行った事で一人ぼっちになってしまう。
そこで、彼女は一念発起してラスベガスへと旅立つ事にする。
この出だしは、クロエのキラキラした旬のオ―ラによって希望に溢れ、実に楽しい
ヒッチハイクで最初に乗せてくれる事になる“ビッコ”のカウボ―イ風のエディは怪しげな雰囲気だが、二人目に出会うアバズレ風のグレンダ(ブレイク・ライブリ―)との珍道中は可笑しい(何せ、最初の出会いがグレンダの“立ちション”なのだ)。
が、グレンダの目的地で再びエディと再会した事から物語は停滞してしまう
それにしても、本作の時代設定はいつ何だろう
冒頭、旅立つ前のルリが鏡を見ながら『ダ―ティーハリー』のセリフを言ったり『スターウォーズ』のレイア姫のセリフや、途中の会話で『脱出』の話も出てくるので、本作は70年代の設定なのかもしれない(ついでにクライマックスに『タクシードライバー』のカメラワ―クが出てくる)。
だとしたら、アメリカン・ニューシネマ的な後半のグダグダな展開は理解出来るんだけど、とってつけたような希望あるラストシ―ンだけは勘弁してほしかったな
CGモレッツちゃんやペネロペや、エバメンデスは、もう出てるだけで良いのよヾ(@⌒ー⌒@)ノ
キャスティングしたら勝ち!みたいな☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
キックアス2?一応楽しみにしてます〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*♪