ラブリー・モリーのレビュー・感想・評価
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一週間の出来事
モリーが悩まされていたのは亡き父親の声?姉のハンナにも助けを求めたりしたが、一向に治る気配がない・・・ついに麻薬の力を借りることに・・・
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の監督作品らしいので、また主観映像のオンパレードかと思っていたが、モリー自身が撮っていたホームビデオのみ。冒頭ではモリー自身が自殺をしようとする映像であるが、日付的には彼女が連続殺戮を始める直前のもの。ほとんど一週間の出来事だったことがわかる。父親の亡霊からわかることは、幼い頃彼女が虐待を受けていたことであったが、やがて姉ハンナがモリーを助けるために父親を殺したこともわかる。やがて、牧師のビリーを惨殺、ハンナの息子、そして夫のティムを惨殺するのであった・・・
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自宅にて鑑賞。古い邸宅への引越しや各々が抱えるトラウマ等、『ディスコード('12)』に似たテイスト。嫌いじゃないが、捻り過ぎ。インセストの傷を抱える主人公による浮気への復讐譚。モウ少し判り易く出来た筈だし、余りにも省き過ぎで圧倒的な説明不足によるフラストレーションが残る消化不良な一作。“モリー”のG.ロッジは存在感も有り、印象的。意味ありげなPOVや超常的な描写等、魅力的な雰囲気やテーマも鏤められてるが、如何せん舌足らずな描かれ方は単なる力量不足に見えてしまい致命傷。エロ描写濃い目。60/100点。
・鑑賞日:2013年1月28日(月)
怖い
めちゃくちゃ怖かった
悪魔がとりつくって言うお決まりのホラーではあったけど見えない何かが以上に怖く感じた
それから旦那さんが可哀想だった⤵︎⤵︎⤵︎
kissしながら唇を噛み切ろうとする場面もめちゃくちゃ怖かったし
旦那さんを殺してしまう場面は怖いし可哀想でならなかった
中のちょっと上くらい?
いわゆる悪魔憑きの話です。キリスト教圏ではほんとこの手の映画が月に2本くらい出てますね。いつもパターンは同じで、家、もしくは物に悪い霊とか悪魔が憑いていて人間がそれに徐々に影響を受けていくという感じです。悪魔とか悪霊がCGで出てきちゃうのもあれば、影響を受ける人間の様子が描かれているのもあります。押しなべて、登場人物がキリスト教圏で悪とされているもの(つまりは聖書で良しとされていることの真逆のこと)をし始めるのがすごく恐怖みたいですね。姦淫、暴力、嘘、殺害、まあそういうことをこれでもかと見せ付けると観客はやめてー、となるようです。神道、仏教件ではそこまでのきっちりとした善悪の基準がないので、ピンとこないです。はっきり言ってこの手の映画を怖いと思ったことは一度もない。
この映画では、悪魔の手先としての魔女、というクラシックな魔女像を結構まじめに描いているようです、妻いわく。この手の映画によくある変なCGとかがほとんどなく、主人公がくるって行く姿が、悪魔を抜きにして怖かったんで、その辺が気に入りました。
日本の映画館で見るのは採算が合わないかもしれませんが、暇なときにレンタルビデオで見る程度ならば十分楽しめます。
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