図書館戦争のレビュー・感想・評価
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設定が無理すぎて話に集中できない
他の方も書かれてますが、設定に無理ありすぎでしょう。
検閲が厳しい世界は良いとして、その対抗組織として図書館があって、銃器で武装する?なんじゃそりゃ。
国が本気で検閲する気ならそもそも出版前に検閲するから問題のある本は本屋に並ばないはず。そのわりには一般庶民が図書館で自由に読書を楽しんでるからそこまで厳しい検閲がなされてるわけでもない様子。この国は検閲したいの?したくないの?
しかも本を検閲する側と守る側がどちらも公務員として存在していて、自衛隊並みの武装で合法的に撃ち合うとかますます意味わかんね。国民はそれを良しとしてるわけ?現実じゃ警察官が犯罪者に一発撃っただけでニュースになるのに、近所の図書館で自国民同士が本をめぐって殺しあうのよ?原作未読ですが、実は政治家や上級国民が検閲側と図書館側をわざと戦わせてどちらが勝つか裏で賭け事して楽しんでるとかいう設定があるならまだ納得です。
まぁ、作り話の設定にリアリティを言うのは野暮ってもんですけどね。言い出したらゴジラもタイムマシンも宇宙人も存在しないわけで。あくまで主人公たちのラブストーリーとして楽しむなら別の感想もあるでしょう。
うろぼえですが、原作でも高身長主人公とチビ上官とのラブストーリーだったと思うんで、キャスティングは見事でした。これで★2です。
良くも悪くもファンタジー
もともと原作が好きで何回か読みました。
内容としては国の機関であり有害な図書を規制する側のメディア良化隊とそれから図書を守る地方行政の図書隊の話
原作・劇場版ともにSFファンタジーだと思えば非常に面白い。邦画ではなかなか見れないレベルのアクションは必見。正直細かい設定などを気にしだすとキリがない。あくまでファンタジーです。
個人的には別冊で描かれている柴崎と手塚の恋愛描写もみたいかなー
でもあれは内容がちょっとあれだから実写は厳しいか...
冒頭から設定に乗れなかったのもあるけど‥
冒頭の数分で設定に乗れずに、これは無理と思ってしまった‥。
図書を検閲する側と守る側。両方公的機関なの?
なんじゃそりゃ?
それで銃器を用いた攻防もOKなの?
なんじゃそりゃ?
図書を守る側が、民間のレジスタンス組織ならまだ分かるけど‥。
そのせいもありネガティブな見方になってしまったのは否めないけど、
榮倉奈々も福士蒼汰もゴボウの様にスレンダーなままで、過酷な訓練を経てる様に見えないんだよなぁ。
役作りで肉体改造するなり、せめて詰め物するなりして欲しかった。
ただでさえ乗れないのに恋愛要素まで押し出してきて、ますます、
なんじゃそりゃ?
原作は未読なのでどうだか知らんけど、設定的に言論や表現の自由を抑圧する事の恐ろしさを
パラレルワールドで描こうとしてたんじゃ無いのかね?
そんな感じも全く伝わって来ず、
出版された本の規制だけで、それらの作者、人民の思想等は制限されてる感じが描かれて無いのも設定に乗れない要因で、
ただの安っぽい恋愛要素ありの戦争映画だったな。
原作通りなのか脚色なのか、脚本の野木亜希子はドラマでは傑作を数々書いているけど、アイアムアヒーローといい映画に向いてないんだろうな。
嗚呼、本当に詰まらん映画だった‥。
原作ファンが満足する出来になっていれば幸いです。
今回で3回目
無印とラストミッションを3回ずつ鑑賞するくらい大好きな作品です。
1度目は大学時代に観ました。堂上教官の「正論は確かに正しいが、正論を武器にするのは正しく無い。」というセリフが、当時論破中毒だった私にとって衝撃的な言葉であり、未だに座右の銘となっております。
余談ですが、公務員試験の面接でこの話をしました。現在でもこの言葉を胸に一生懸命勤務してます。
この手のサイトでよく見かける「設定が甘い」的な批判に対しては概ね同意です。確かにツッコミどころありすぎる笑
ですが、それを補って余りある登場人物それぞれの思想、考え方が伝わりやすいのとカッコいいのと。
構成もしっかりしてます。起承転結が小気味よく展開されております。泣きどころが分かりやすいのも、映画アマの自分には有難い所笑
迫力の戦闘シーンでは、爆発系の迫力のあるカットがありつつも、あくまで主役は登場人物。派手ならいーじゃん映画とは一線を画してます。
本映画の続編の話ですが、(なので曖昧な表現にしますが)笠原到着時の最大危機に、笠原と大事な本を救うのはメディアだったってゆー演出は鳥肌不可避でした。
愛するもの(本)の為に戦う人は皆んなカッコいい!そう思わせてくれた作品でした。まだご覧になって無い方は是非!あなたの人生をきっと豊かにしてくれる4時間(2作)となります!
※あまり斜に構え無い事をお勧めします笑
設定が粗末で消化不良
原作読めば違うのか…。
納得できない点がたくさん。
まず、メディア良化法が開始されたのが生化元年。映画の時点で生化31年。つまりメディア良化法だけで育った人の最高齢は31歳です。
そんな時代において、有害図書を守るための図書館に本を見に行く人は社会常識では変人、または犯罪者予備軍です。そういう風土でなければ、法律自体意味ないでしょう。
良化隊との戦闘前に図書館職員に悪態をつく利用者がいますが、まさに意味不明です。一般社会から理解されない利用者の思想を守ってくれる図書館ですよ??
そんな図書館員になりたいって思っている若者がたくさんいるのも異常(法律が機能していない)ですが(笑)
何より。法律制定から31年。法律に触れる本を出版することはできません。本来書店の検閲も必要ないはずです。検閲対象になるような本屋の店員、利用者がスルーされるなんてありますか?速攻取り押さえられて、店員、利用者は逮捕。本屋自体抹消です。なんてったって、普通なら検閲に引っかかる本が出版されるわけないのですから。
反社会勢力として闇本屋をやるとして、表紙だけで判断できるような装丁をわざわざ作りますか??図書館だけで人が殺されるのだから、闇出版社なんてどんな扱いされるのか…。よほど慎重なはずです。
で、まともな出版物は最新でも31年前の本です。簡単に貸し出したりできます??
図書館員は、1番新しくても31年前の貴重なものだからこそ命張るんですよ。
出てくる本の扱いが軽過ぎです。
物語の本質的にも、平気で人の命を奪う良化隊に対して、威嚇射撃しかできない図書館の設定がせっかくあるのですから、検閲対象図書を参考に奇抜な防衛作戦を実施して相手の命を奪うことなく本を防衛するって言う物語作れたでしょう?と言いたくなります。
いや、そもそも良化隊。盾やら防弾チョッキなんて使わないで上半身裸で進軍していけば図書館員は、手も足も出せないのでは?
と思ったら、最後ばっちり撃ってるし💦
そうか、まともな本読んでないから威嚇射撃の意味も分からないのかぁ💦
矛と盾
焚書はレイ・ブラッドベリによる小説「華氏451度」(1953)でも知られているが権力者にとって不都合なものは抹消、弾圧が常套手段なのでしょう、古くは紀元前213年秦の始皇帝によるものから、ナチス・ドイツ、日本でも天保の改革や戦後GHQによる図書狩りがある、対象は皇室や国粋主義関係が主だったようだが戦後5年間も行われ警察、文部省も従わされた、抵抗すれば処罰されたらしいが憲法上も法律上も何の権限で行ったのか曖昧なままだったようだ。
そんな実状に危機感をもったのだろう”図書館の自由に関する宣言”(1954)は社団法人日本図書館協会が掲げた本物です。
自衛隊愛の強い作者だから軍隊が暴力装置という意識は薄いのだろうが図書隊というのも突飛な発想ですね。自衛隊全面協力の訓練風景など彼女の作品らしいです。
図書館に限らずテロ行為は犯罪なのだから警察の仕事でしょうし、戦争と言うより、紛争もしくは団体抗争のレベルでしょう。国家組織のメディア良化機関が民間に武力行使する道理はミャンマー並みの軍事政権下としか思えませんし広域地方行政機関が国家機関に対抗して武装できる図書館法とはもはや私の頭では理解不能です。
何でこんなややこしい自衛組織を作ったのか、ひょっとして有川さんは自衛隊の法的根拠さえ曖昧な実状に一石を投じたくて一計を案じたのかもしれませんね。
人気の若手俳優を起用して恋愛要素もそつなく織り込んでいますが最悪のディストピアものにしか映りませんでした・・。
何故に現代日本なのか
いっそディストピア日本でSFラブに振り切ってしまえば胸キュンラブストーリーとして受け入れられたと思う。
舞台が現代日本(もしかして違う?)で民間組織が軍を持ってるだけでどんなに綺麗に熱血しても政府からテロリスト集団として見なされてしまうだろうし公共の施設の様な運用は難しいのでは…軍をつくるお金あれば他に本を守る方法あるだろう。そしてあの軍備は一体どこから調達しているのか…
部隊の在り方も表現の自由を巡ってたまに殺し合いをする自衛隊と治安警察みたいな雰囲気の設定だけがあって敵対する組織や国の存在がやけにフワフワしているので、ただ自衛隊に対して敵を配置したかっただけの様にしか思えないし本の検閲内容やその影響も浅すぎて現代社会への皮肉にもなりきれていない。実際に治安警察が国に出来たら自衛隊は国家が非国民にしたい人達の味方にはなってくれないよ?
脳筋とインテリが両立する軍隊ラブコメをキラキラさせる為のエッセンスとして全てがあると思わないと見つづけるのがかなり厳しい。
この図書館から半径10kmより外の世界の事を考えたらモヤモヤして楽しめなかったです。
戦争に対する軽い感覚の軍隊の存在の方が、知識を得る事が出来ても判断が出来ない洗脳された戦争集団の様で怖いし…これを現代日本設定にして身近なラブストーリーに仕立てているからより違和感がすごい。
うーん合わないなぁ、続編とアニメも私は見ない事にしました。
kossyのレビューも有害かもしれない
「たかが戦争ごっこだろ」という一般市民の声がずっと焼き付いてしまう。そのくらい、良化隊と図書隊との対立の意味が薄れていて、想像世界にリアリティを持たせようと頑張っているのが可哀そうに思えてくる。その原因となるのがストーリー前半のエピソードで殺人犯が有害図書を読んでいたという事件。毒物や殺人に関する本を守るために図書隊が活躍するなんてバカバカしすぎる(笑)。この脚本家(野木亜紀子)はもしかして勘違いしてるのか?“表現の自由”をポルノや公序良俗を侵すことだけだと思ってるんじゃないかと心配になってくるほどだ・・・まぁ、絵本も焚書対象だったけど。
「本を焼く行為はいずれ人を焼く」という、立派な言葉があるのに、結局は殺し合いや戦争といったものはOKなのかという疑問にも答えていない。葬儀での石坂浩二の台詞はかっこよかったんだけどね・・・歴史、真実を抹消させるわけにはいかない。
この映画のコンセプトは何だろうか?と考えると、人気俳優二人を配して、恋愛モノと単なるミリタリー・アクションを作りたかっただけ。アニメ版のほうが盛り上がりの部分に昂揚させられるだけマシだと思う。
【2013年6月映画館にて】
5年前にも劇場で…
雑誌LaLaで読んだのがきっかけで
原作の小説はまだ読んでないんですが、
図書館戦争が好きすぎて、アニメもアニメの映画も
実写版映画1作品目もLASTMISSIONも
DVDを借りて何度も観るくらいのファンです。
見ても見飽きなく、堂上と笠原の恋愛や、
タスクフォースと良化隊の戦闘シーン、
とても見どころ満載のとても素敵なアクション&恋愛映画です!
原作や漫画のキャラと実写版のキャストは完全一致です!
私的には、堂上と岡田准一さん、笠原と榮倉奈々さん、
あと、玄田隊長と橋本じゅんさん!ぴったりです!
配役がキャラに合っていて
そこもとても魅力な作品名ではないかと思います!
5年前に公開されたLASTMISSIONは、
劇場でも見に行ってるくらい私の中では
本当に好きな映画No.1です!
次回作お願いします!!
次回作期待しています!
思うところ、次回作の本編は
カモミールの喫茶店で当麻先生のほうでしょうか!?
是非、実写版のカモミール喫茶での堂上と笠原のデート、
当麻先生から始まりそうな作家狩りエピソード
よろしくお願いします!!
よく出来ています
原作も漫画も大好きな作品です。
映画が作られる前から、主演ならこの二人!とアンケートが取られた通りのキャスティング(偶然だったようですが)、本当に違和感の無い主役で良かったです。
佐藤監督の力と脚本の力が存分に発揮された作品です。なので、よくある「原作とのギャップでがっかり」なんてこともなく、しっかり最後まで楽しめると思います。
岡田准一のアクションがエグい。
結構良かった。
それにしても岡田准一のアクションは素晴らしかったです。
SPの頃から全然衰えていませんでした。
銃撃戦の迫力もあって良かったです。
でも前半にダラダラ感があったのでマイナス1点。
それでも全然楽しめました!
男女問わず楽しめる映画だと思います
この映画を観てから岡田准一さんのファンになりました!笑
アクションシーンは本当に迫力があって男性の方にはもちろん、女性の方でも楽しめます!堂上教官と笠原との恋はドキドキしちゃいます笑
胸キュン映画のお手本
全く期待してなくて
岡田君やしみてみようみたいな
軽い気持ちで見たこの映画。。。
めっちゃよかった。
岡田君の映画でひっさびさに超ど真ん中ヒット!!!
っていうと岡田君が出てる映画おもんないみたいな響きやけどw
おもしろいんよ、おもしろいけどハマるレベルが群抜いた。
最近ではSPのドラマ版以降の大ヒットです。
原作も人気の小説らしいけど全く知らずみた。
図書を守るための自衛隊みたいな存在がいる世界。
設定がおもろいわー原作もよみたい。
そしてなにより岡田くんかっけーし
何気にバディの田中圭くんイケメン最高やし
もう胸キュンとまらぬ!!!!って感じです。
岡田君が出ているということで
戦闘シーンも文句なしの迫力で。。
こりゃあうちのかーさんも好きな部類の映画だと思われ。
機動隊vs自衛隊のように描かれ 自衛隊は自由を守るため戦っている ...
機動隊vs自衛隊のように描かれ 自衛隊は自由を守るため戦っている ような描き方
しかし、国の管轄にある部隊が争う意味がわからなかった。統制が取れてないなら これは内乱であるが 両者とも 最初に口上を言って 敬礼をして戦うという 昔の闘い方 しかも 本を守るという任務…
情報や表現の比喩を図書館にしたアイデアは面白い。
作者の意図は?現代の 憲法改正から自衛隊法 そして、秘密保護法などへの皮肉とも取れるし 自衛隊美化とも取れる。
原作はどうなのだろう。仮に自衛隊美化するようで無ければ 映画が撮れなかった。となると…図書館隊 自由を守れなかった という事になる
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