劇場公開日 2013年4月27日

「冒頭から設定に乗れなかったのもあるけど‥」図書館戦争 Tetさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5冒頭から設定に乗れなかったのもあるけど‥

2021年5月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

冒頭の数分で設定に乗れずに、これは無理と思ってしまった‥。

図書を検閲する側と守る側。両方公的機関なの?
なんじゃそりゃ?
それで銃器を用いた攻防もOKなの?
なんじゃそりゃ?

図書を守る側が、民間のレジスタンス組織ならまだ分かるけど‥。

そのせいもありネガティブな見方になってしまったのは否めないけど、

榮倉奈々も福士蒼汰もゴボウの様にスレンダーなままで、過酷な訓練を経てる様に見えないんだよなぁ。
役作りで肉体改造するなり、せめて詰め物するなりして欲しかった。

ただでさえ乗れないのに恋愛要素まで押し出してきて、ますます、
なんじゃそりゃ?

原作は未読なのでどうだか知らんけど、設定的に言論や表現の自由を抑圧する事の恐ろしさを
パラレルワールドで描こうとしてたんじゃ無いのかね?

そんな感じも全く伝わって来ず、
出版された本の規制だけで、それらの作者、人民の思想等は制限されてる感じが描かれて無いのも設定に乗れない要因で、
ただの安っぽい恋愛要素ありの戦争映画だったな。

原作通りなのか脚色なのか、脚本の野木亜希子はドラマでは傑作を数々書いているけど、アイアムアヒーローといい映画に向いてないんだろうな。

嗚呼、本当に詰まらん映画だった‥。

原作ファンが満足する出来になっていれば幸いです。

chupakabra