劇場公開日 2013年4月27日

「ラブコメ要素◎アクション要素も及第点」図書館戦争 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ラブコメ要素◎アクション要素も及第点

2015年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

萌える

原作やアニメ版のことはよく知らなかったので今まであまり興味は沸かなかったのですが、見てみたら結構面白かったです!
実写化に失敗しそうなネタなのに評判が良かったのは見てみて妙に納得、舞台設定も良かったし、見てる方が照れくさくなってしまうようなラブコメ要素もこれなら十分見れる内容でしたし、アクション要素も本格的で、ハラハラドキドキの展開にはかなり興奮させられました。

主役に岡田准一、榮倉奈々を起用したのも大正解ですね、最初は身長差もあって変な師弟コンビだなと思いながら見てましたが、チビネタとかかなりツボに嵌りましたし、2人のいがみ合い、掛け合いは本当に最高でした。
クドイぐらいの王子様ネタも、この2人なら違和感なし、特に堂上教官を演じた岡田准一の無骨な雰囲気、ツンデレ具合はお見事の一言でしょう。

福士蒼太、田中圭、栗山千明の絡み具合も何気に良かったですね、笠原と柴崎の女の友情の描き方も素晴らしかったです。
まあ難点を言えば、アクションシーン自体は良かったのですが、やはり戦争と言うには劇中の庶民も言ってましたがどうしても「ごっこ」的雰囲気は否めなかったので、まあ図書隊員と言う立場上仕方ないことではありますが、若干臨場感に欠けた部分はあったかなと。

でもメディア規制された近未来と言う設定は、何かと考えさせられることもあって、本当に面白い舞台設定でしたよね。
知る権利のない世界が来たら、北○鮮みたいになってしまいますから・・・自由の為に、頑張れ図書隊!な感じで、思わず感情移入させられました。
王子様と笠原の関係は今後どうなるのか、続きが楽しみですね。

スペランカー