エレベーターのレビュー・感想・評価
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かなりの良作
ほとんどエレベーターの中だけで、ストーリーが進行していくハイコンセプトパニックスリラー。
エレベーターに乗り込むあいだのわずかな時間で、すべてのキャラクターを描き分けている点や、偶然乗り合わせた人間の、意外な関係性など、中盤まで一気に見せる展開は見事だ。
爆弾の存在が発覚してからの、パニックぶり、極限状態での、キャラクター達の英雄的振る舞い。
そして、ただウザいだけの存在のスタンダップコメディアンが、痛快に状況を皮肉る様や、リーダーシップを発揮する場面は説得力に溢れている。
スターこそ出ていないが、それぞれの、演技も素晴らしい出来栄えだ。
2013.12.5
過度に期待し過ぎたかな?
エレベーターに閉じ込められ人々が織りなすパニック映画。この設定ならどんな事が起こるかな?と想像してから視聴してみたけど、ほぼ想定通り。度肝を抜く演出もなく淡々と終わっていっく。低予算なんだろうし、こんなもんなのだろう。
ちょっと惜しい
乗り合わせた人間揃って妙な繋がりで、解りやすいキャラクターしている。
パニックは恐いが、人間関係も恐い。
ただあの子どもにはイライラした。
教訓は死んでから好い人扱いされても仕方ないという事か。
普通
なんか楽しそうだったので借りてきました♪
が、案外普通でした。この映画、一番最低なのはあの生意気なクソガキですな。あいつのせいでエレベーターが止まって、2人もの尊い命が失われた。途中からあの子が出てくる度に、イライラが止まらなかった。
まあまあ悪くはなかったし、最後はクスッと笑えて、こんなもんかなって感じ。
バカ丸出し映画です。
はっ?って思う映画です。こんな単純な内容なら脚本家なんていらないよ的な。
散々一人一人のキャラが設定してるのに婆さんが爆弾告知して瞬間クソ映画に変わり時間を返せと言いたくなる。全くもってこの映画を作った連中は意義を持って作ったんだろうか?でこの監督は何を伝えたかったのだろう?グロくもなくサスペンスでもなく。
色んな映画を観てきた中でベスト3に入るクソ映画です。
良くも悪くも正統派
ワンシチュエーション・スリラーとしては、まずまず悪くない出来だったと思いました。
とは言え、賞賛するには何かが足りない・・・そんな微妙な線だったかなと・・・。
まず、前半はかなり好きな入り方でしたね。
特にエレベーターに乗り込む9人のキャラクターの印象付けは秀逸だったと思いました。
おかげでコイツ誰だっけ的な人はおらず、感情移入し易かったです。
彼ら9人の微妙な関係性や、何故このエレベーターに乗り込んだのか、その辺の見せ方もなかなか上手かったと思いましたよ。
ただ、エレベーターが停止し、爆弾を持ってる人間がいることが分かってからの展開は、アイデア不足だった印象ですね・・・。
オカルト・超常現象と言った飛び道具には逃げず、正統派なストーリーで作り上げたことは評価してあげたいのですが、思いのほか驚ける部分が少なく、これ!と強調できるようなこの作品ならではの売りが見受けられなかったのは非常に残念でした。
オチもパンチ不足の印象は否めずで・・・。
そんな訳で、悪くはないとか、まずまずと言ったレベル以上には成り得ない作品だったかなと。
それと、人はほとんど死なないけど無駄に終盤グロかったりと、どの層をターゲットにしているのかもイマイチ分かり難かったですね。
まあ無名キャストが大半だったことからキャストで展開が読めることは無かったですし、爆弾のタイムリミットが迫る中それなりにドキドキ感は味わえましたので、見て損と言うことはなかったと思いますが、然りとて特別おススメと言う程でも・・・。
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