「大人のデート映画??!」テッド こばこぶせんさんの映画レビュー(感想・評価)
大人のデート映画??!
劇場公開2日目に鑑賞。すいた映画館でゆっくり鑑賞、ついでにキャンペーンでテッドのぬいぐるみがもらえたら…などと考えていたが甘かった。
相当込んでいた。
映画について。
基本的には、R15でもあるわけで、大人の世界の大人が楽しめる映画だと思う。
下ネタ満載(下ネタといっても性的なもあれば、糞尿系もある)、年代物のネタ満載、ついでにドラッグも人種・民族差別もある。これを真に受けすぎず、少し余裕を見せながら、「おいおい」と突っ込みを入れながら、品のないくだらなさに笑う映画である。
性的なギャグが会話の中に出てきても大丈夫な大人が見る、デート??映画かなと思う。私は一人で見たけど。
私が鑑賞したときには、30~50代の人が多かったかな。
ストーリーは単純。別に深い物語も、張り巡らされた伏線も楽しむ映画ではなく、魂の宿ったぬいぐるみがおっさんになったらという設定と、くだらない笑いを楽しむだけなので、それで十分。
一番おもしろかったのは、雷が落ちたときに、テッドが主人公とその彼女が寝ているベッドに駆け込み、主人公と雷よけの歌う場面。相当笑えました。
あと、ハンドソープで顔射を表す場面は印象的。失笑でしたが。
ただ、アメリカの映画文化とか、テレビドラマ文化がわからないと十分に楽しめないと思う。楽しさは、十分どころか、半減してしまうのだろう。それでも満足行くほどに楽しめたのは、テッドの存在(とその設定)によるものだろう。アメリカの映画とテレビドラマを多くの日本人は十分に理解していないため、完全にはこの映画を楽しめないということで0.5点のマイナス。
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