「Ted = 煩悩」テッド Roy60Jinさんの映画レビュー(感想・評価)
Ted = 煩悩
Johnは8歳のクリスマスの夜に親友が欲しいと願ったら、熊のぬいぐるみに魂が宿り、親友Tedとなってくれた。大人になってもその関係は続くのだが、Johnの恋愛の進展にTedの存在が煩わしくなってくるのだった。
Johnは35歳だが、心理的にモラトリアムに陥る傾向があり、どこか頼りないところがある。その象徴がTed(煩悩)であり、仕事中でも彼女との付き合いでも、Tedの誘いについつい乗ってしまうし、Tedのやんちゃを止めることもしない。Tedとの距離の取り方は10代で覚えておくべきという教訓が頭をもたげる。(でもそれだと、ミラ・クニスとは付き合うことはできなかったかもしれないか)
ストーリーには深みはなく、かわいい悪魔がドタバタ騒ぎを起こすのを楽しんで観るスタンスがちょうど良い。
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