レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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女優さんだけ、ただそれだけ。
あ、もうひとつ付け加えるならテーマソングみたいな最後にもうたわれる曲はよかった。
だけど、それだけ。本当にそれだけの映画。
これを映画でやる必要があったのか今でも疑問。
これだけ評価が高い意味がわかりません。
理解不能です。
歌いだすというリアリティがこの映画に似合っていない。
ダンサー・イン・ザ・ダークとは違う。
もちろん雨に唄えばやロミオ&ジュリエットとも違う。
この映画が歌うということにものすごい違和感を感じる。
終始それが気になって、めんどくさい映画だと思ってしまった。
愛が愛を生み出す
レ・ミゼラブル=哀れな人々
基本的に、大ヒットした映画を褒めるのは嫌いなのですが…(天邪鬼?w)
素直に、面白かった!特にアンハサウェイのエピソードが惨めで、悲しくて…「オマエラ、鬼かっ!娘さんの為に働いているんだから助けてやれよッ!」と怒りがこみ上げて来ちゃったし。生きる為とはいえ、あそこまでしなくてはいけない悲惨な状況は、見ていて心苦しかった(←こんな感情になるくらい、引き込まれてました。)
その後に登場するコゼット(イザベル・アレン)は、まーカワイイのなんのって!萌えました!あの娘の為なら、金なんていくらでも出すって!(笑)
宿屋のエピソードは、楽しかったな〜。スリ、置き引き、強引な客引き、ボッタクリ、なんでも御座れの悪どい宿屋。あんな宿屋、前も歩きたくないね。しかも、宿屋の女将がヘレナ・ボナム=カーターて(笑)『スイーニートッド』に見えて仕方ないけど、それは寧ろ効果的かな?宿屋のダンナさんは、サシャ・バロン・コーエン監督(ブルーノ等)なんだね。無茶苦茶な言動が本人にピッタリ合ってて良かった〜。
大人になったコゼットは、『赤ずきん』の娘(アマンダ・セイフライド)なんだね。カワイイ!ただ、個人的には成長して欲しくなかったか(子供のままでいて欲しかった(笑))
あ〜、舞台でレミゼラブルを見てみたいな〜。
Les Misérables
涙がとまらねー
信仰を持たない人がつくった映画
これは信仰の世界を知らない人たちが作った信仰を持たない人たちのための映画です。
信仰を持った人間の目からすれば、「あー、これは信仰を持ってない人が作った映画だなー。」とすぐ分かります。
恐らく信仰の世界を想像で作ったんでしょう。
世の中には信仰の世界を扱ったすばらしい映画がたくさんあります。「ベン・ハー」「ブラザー・サン・シスター・ムーン」「オー!ゴッド」「プリンス・オブ・エジプト」などなど。
また、信仰を扱った映画ではないのに、非常に信仰の世界を彷彿とさせる映画も多々あります。
でも、この映画は違いました。
ただのヒューマニズムの映画でした。
「神の愛」「許し」など信仰の世界とは全く関係ないお話でした。
なので申し訳ないですが、私にとっては非常に冷めた気持ちになる映画でしかありませんでした。
もし私が信仰を持った人間でなければ、まーもうちょっと感情移入できたかもしれませんが・・・。
違和感だらけのさむっ!
はっきり言って違和感だらけ
映画じゃない
皆がほとんどのセリフを歌い出す始末
寒すぎる映画
さむっ!
がこの映画の感想
ミュージカルを観たければミュージカルに行くからわざわざ映画でミュージカルを押し付けてくる意味がわからない
また原作を読んでいるかミュージカルを何度か観ていないと速すぎるのとはしょりまくりでストーリーがよくわからない
映画として致命的としか言えない
前田敦子が何回も観て泣いたとかの宣伝も辟易
アイドルであって映画を何百と観たわけでもない前田敦子に映画の何がわかるのかも疑問
全てが期待はずれの違和感だらけの寒すぎる気持ち悪い映画
クロウが歌い出すのも陳腐で失笑
世界観の作り込みのみはしっかりしてる
観客置き去りで監督と役者が酔いしれてる違和感だらけの寒い映画
ミュージカル好きには
完璧が過ぎる
報われる瞬間
映画と舞台の奇跡的な融合
結論からいうと、素晴らしい作品です。
これまでミュージカル映画は普通の映画と進行自体が異なるため、基本避けていました。
はじめにこの映画に興味を持ったのは劇場での予告編。アンハサウェイの歌声に乗せ映像が回想シーンのごとく流れる、余計なテロップは極力排除された作りで、歌と、映像美が際立っていました。その時点で「…これ観た方が良いかも」と思わせてくれました(ある意味予告編に感謝です)。
実際、面食らいました。曲の素晴らしさ、キャストの迫力ある演技、製作者側の本気を感じました。もちろん泣きました。
でも、ミュージカル映画に不慣れな私は「歌が長い」とも感じました。
2回目を見に行ったとき、1回目よりも感動しました。そしてよりその世界に没頭でき、歌も全然長く感じませんでした。不思議ですね~。
舞台を映画化すると蛇足が増えたり、映画を舞台化するとオリジナルのイメージと乖離したりしてしまうことが多いように感じます。
でも、この作品は本当に舞台をそのまま映画という産業に舞台の感動を伝えたいという思いで移植された、そんな気がします。
映画化へのアレンジをキャメロン・マッキントッシュらと思いを共有し作った結果でしょうか。
そしてほかのレビュアーさんもおっしゃっていますが、現代においておざなりにされている、生きることへの想い、誰か・何かを命を懸けて守ること、など大事な、哲学的な気づきを与えてくれます。
先入観を捨て、ぜひご覧になってください。
7400円でやっとおなかイッパイ
思い出すだけで胸がいっぱいになる
個人的にミュージカル映画が苦手なので、公開当初は敬遠していた作品でした。
しかし、観た人が皆「泣けた」というので、興味の方が勝り劇場へ観に行きました。
アン・ハサウェイが助演女優賞を受賞しましたが、私が一番印象に残っているのはサマンサ・バークス演じるエポニーヌです。
彼女は舞台でもエポニーヌを演じていた経験もあるからか、完全に役にハマっていました。
表情も全て切なくて、涙なしでは見る事が出来なかった。
映画を観た後、登場人物の事を考えると胸が苦しくなるという経験を今までした事がありませんでしたが、今回初めてそんな気持ちになりました。
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッドなどどの年代でも楽しめそうな超がつくほどの豪華メンバーがキャスティングされていますが、本当にどの役も素晴らしかったです。
ファンティーヌの歌うi dreamed a dreamは想像以上に素晴らしく、しばらく何度も聞いていました。
アン・ハサウェイは『プラダを着た悪魔』から随分変わりました。
アカデミー賞受賞も納得です。
「誰かのために生きる」という気持ちが現代では欠けているという事をこの映画を鑑賞して気付きました。
こういった気持ちは忘れずにいたいです。
決して幸せな事ばかりが溢れている作品ではないけれど、観終わった後何故か心が暖かくなるので多くの人に観てもらいたいと思いました。
私は、このレビューを書いている今でも数々のシーンを思い出して涙しそうになります。
もうすぐブルーレイとDVDも発売です。
いつの間に・・・・
酷評側ですがシナリオは素晴らしい
まず、最初に言いたいことは、レミゼの原作、舞台、つまり元としてのものそのものは大変素晴らしかったという事。
物語が実に良い。映画を観てからうなってしまい、レミゼファンに話を聞いたが騒がれるだけある。それから舞台を観た。
映画をみて感動した皆さんも、おそらく物語が、役者が、素晴らしかったという点だろう。それは私も同感です。
しかし、これは映画。映像として観た結果、少しばかり酷評になりました。
映画は、観るもの。どんなにこだわっても最初に入るポイントは目。映像です。
絵が非常に退屈だった。
私だって感動したかったさ!!!!!笑
ミュージカルとは音楽を交えた物語なのだから歌って当然。しかし、歌が長い、なんでも歌えばいいと言う物ではない。そう感じさせるのは、絵の繋ぎがよくない、動きが無い、飽きてしまうのだ。
それらを改善しようという試みが見られなかった。イライラが募ってしまった。
もちろん、舞台が元の映画は存在するが、きっと魅せ方の違いではないだろうか。
せっかくの役者の名演技、どうしてこんなにもつまらなくみせてしまったのか、気になって仕方が無い。
どうしてこうなってしまったのか…。
ちなみに、アンハサウェイとラストはぽろりとしたが、
同時に、長かった、やっと終わった、と思ってしまった自分が悲しい。
それにしても、役者の演技と歌唱力は凄まじかった。
衣装、舞台、どれも素晴らしかった。
あそこまで完璧で、どうして一番大切なところがああなってしまったのか。
物語と役者に罪は無い、映画の映像としての力があまりに感じられない作品であったと思う。歌で泣いたのは久しぶりでした。
泣かされる映画
IMAX版にて再び至福の時間を
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