レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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号泣。
古典文学の代表的作品のミュージカル映画化。
本物のミュージカルは未見で、一度は見たいと思っています。
しかし、映画、よかったーー!!!
最初っから泣きっぱなし。
セリフよりも歌は直接に感情に訴えてくるなと改めて思いました。
ジャン・バルジャンが神父の思いやりに触れて、
生き方を変える決意をする場面から、
もー泣けて泣けて。
レ・ミゼラブルは悲劇といわれているらしいのですが、
ジャン・バルジャンは迷いながらも、
自分自身を犠牲にして
他者を救っていき、
娘と娘婿に見送られながら最期を迎えます。
その姿に、
私はジャン・バルジャンはそれまでの自己犠牲が報われる最期を迎えられたんじゃないか、
この話はハッピーエンドなんじゃないかと思ってしまうのです。
中学生くらいで原作を読んで、
コゼットがきてくれてバルジャンが死んでいく最期の部分、
すごく救われた気がして
号泣した記憶がよみがえりました。
原作に触れたときと同じ感動が映画でもよみがえってきて、
ものすごいパワーを持った物語であることをあらためて実感したし、
素晴らしい形での映画化だな、あっぱれー!!
と大興奮でした。
まだ見てない方は本当におすすめです。
ずーーーーっと歌です。
向こうでは日本の年末お馴染みの「忠臣蔵」に位置付けられる??「レ・ミゼラブル」
「ジャン・バルジャン」という題名で道徳の時間に見たアニメとイギリスのオーディション番組で「スーザン・ボイル」が「I Dreamed A Dream」を歌ったミュージカルだという記憶しか私にはありません。
さて本題ですが、3時間弱ありますが、飽きるということはありませんでした。
話の内容やキャラクターもとても丁寧に描かれているし、何よりも冒頭の迫力ある映像は圧巻です。
また史実が入った海外映画全般に言える事ですが、日本人に馴染みの無い事変などでが
省略されて描かれがちで、途中???になる事が多いですが、この映画はまだ何とか丁寧。
ただ、、、、ミュージカル映画とは言え兎に角ずーーーっと歌ってます(笑)
それも冒頭から終わりまで本当にずっーーーーと。映画にする必要があるのかと思う位に。
話が頭に入る前に歌突入です。それが若干イライラする。
また、アン・アサウェイや他の豪華役者達の歌がそこまでの評価に値するほどの歌なの?って
思うほど普通に感じたので、それが歌にイラっとした原因なのでしょうか??
と思っていた中盤!!そこに登場する「エポニーヌ」役の「サマンサ・バークス」にはグッと来ました。
感情表現も素晴らしいし、歌にも惹かれてしまいました。後で調べてみたら彼女は舞台版の「レ・ミゼラブル」に本役で出ていたんですね。凄く良かった。
総評としては歌でずっとの3時間弱は辛いですが(笑)ストーリーや映像のスケール感を考えると
見て損はない映画だと思います。
結論…普通に喋ったらええやんと思わせた時点で、ミュージカル映画は敗北を意味する。
今年のアカデミー賞作品最有力候補らしい。
しかし、ホラーやバイオレンスよりもミュージカルが最も苦手なジャンルであると痛感した作品で、2時間半にも及ぶ歌の洪水が苦痛で仕方なかった。
『ドリームガールズ』や『ダンサーインザダーク』etc.は歌とドラマとがキッチリ二分化されて、切り替えながら観賞できたので、まだ付いてこれたが、今作は台詞の90%以上を歌で延々と表現していく。
故に、ストーリー展開が全く頭の中に入らなかった。
市民革命で市街戦の真っ只中にもかかわらず、
お互い熱唱しながら撃ち合っている世界は、ミュージカルに馴染みの薄い日本人客には、どう受け止めて良いのか未だに解らない。
「♪オレはお前を許さな〜〜い♪」
って、歌うてる場合か!!
普通に喋ったらええやんと、冷めたツッコミばかり銀幕に投げ返す自分が居る。
感情移入の拒絶は、主人公のジャン(ヒュー・ジャックマン)と、彼を執拗に追い続ける刑事(ラッセル・クロウ)との関係性に顕著に現れていった。
冒頭でボロボロの前科者やったのに、次の章では、なぜか威厳ある市長に転身している。
彼がなぜ、どのような手段で出世したのかは一切説明してくれない。
疑う刑事も呑気に歌いながらやから、すぐに逃げられ、漂着先でも飄々と娘とセレブな暮らしをしている。
歌ってる暇あるなら、どう持ち直したのかも歌って欲しい。
刑事もパン1個盗んだだけの彼をなぜあそこまで執念深く追跡する必要性に疑問が絶えず付きまとう。
悪徳刑事というワケでもないし、正義の鬼刑事というワケでもない。
じゃあ、後半のルパン&銭形みたいな妙な友情は一体何なんだ?
第一、いつ芽生えたというのだろう?!
さっぱり理解不能。
キャラクターが掴めなければ、如何に心強く熱唱されても胸には響かない。
唯一の楽しみやったアン・ハサウェイ嬢も早々に坊主頭で死んでしまうし…。
ヘレナ・ボナム・カーター夫婦演ずるコソドロぶりも笑えず、ギャグが鬱陶しいだけだった。
ラッセル・クロウが意外と歌が上手かったのが驚きで、それが唯一に近い収穫かな。
では、最後に短歌を一首
『どん底の 夜明けを叫ぶ 天高く 熱き歌声 愛の痛みよ』
by全竜
ミュージカル
全世界で読み継がれた文学をミュージカルとか映画にするとどうしても表現できないもどかしさで原作が汚されたような作品になることがある。
この作品は長年、世界の数箇所でミュージカルとして親しまれてきた。
はじめて、そのミュージカルをロンドンで観たときの感想は
「ミュージカルにしない方がいいんじゃないのか?」だった。
そして、今回、この映画を観た。
感想は
「ミュージカルを映画にして良かったんじゃないか!」
お勧めは、原作読破です。
重厚な映像だが
もうすぐアカデミー賞の授賞式ですね。
そのなかで、主演男優賞、助演女優賞、作品賞など主要な部門でノミネート
されている「レミゼラブル」。だからというわけじゃないけど、今ごろになって見に行きました。
確かに映像は重厚かつ濃厚だった。特に、幕開けとなった大雨の中を、囚人たちが大きな船を引くシーン。囚人のひとりジャンバルジャン役のヒュー・ジャックマンは頬がこけ、それでいて目だけギラギラしていて、すごい迫力だった。このシーンは出色な出来栄えだった。
それに、憎き警察官ジャメール役のラッセル・クローも、身を落とした女性フォンテーヌ役のアン・ハサウェイもその役柄にのめり込んだ様子が見てとれる。
映像もいい。役者もいい。歌もうまい。
なぜか、僕の評価は低い。
そう、ストーリーに難がある思った。この映画、2時間40分あるのだが、30分切っていたらもっと素晴らしいものになっていただろうと思う。
全体に饒舌すぎるのだ。例えば、恋するふたりの道先案内役となった娘の片思いにここまで時間を取られる必要があったか。
例えば、狂言回し役のいかれ夫婦。ヘレナ・ボナム。カーターがやっているのだが、全然目立たず、つまらないと思ってしまった。
舞台では、一息つくところで大事な役なんだろう。
ミュージカルということで、大仰になってしまうのだろう。
文学的古典というのも大袈裟なところを持っている。
人間の内面の悲しみを、歌にするからなのか?
本当の深い悲しみは表現できていないように思った。
(まあ、アカデミー賞へのノミネートで、僕の感想は当たっていない。
というひとがほとんどなんだろう)
良い映画を見た。
すごく小さいころに[あぁ無情]を学校図書で読んでいたけど、その頃の自分の理解力はかなり乏しかったし、そのためか内容も忘れていた。なので、難しい作品というイメージが強かった。
だけど、この映画はしっかりまとめてあって、分かりやすかった。この映画をきっかけに書籍を読んでみようかと思います。
とりあえず、キャストの方の歌がすごい。
特に、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイこの3人。めちゃ声が通るなぁって。
正直ヒュー・ジャックマンってX-MENのイメージしかなくて、あまり好きじゃなかったけど(X-MEN見ていないのに)、これまたこの映画をきっかけにこの人の作品を見たくなった。
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)を中心に話は進んでいく流れ。いつの間にか映画に引き込まれて、最後の天に召されていく感じはジーンとした。観客さんは、女性が多かったけど、すすり泣く声けっこう聞こえてきた気がする。
上映時間158分と長かったけど、良い映画見たなぁって思った。ミュージカル映画が好きな方は、オススメです。
原作は1800年代というかなり昔に書かれていると聞いたけど(映画用に脚色した部分はあると思うけど)、心が広い大司教とか、貧富の中で起こる人間模様とかは、今を生きる私にもズシっとグッときたものがあった。
恥ずかしい
評価が高いので、一度は観ておこうと思い、本日鑑賞。
なんなんだこの映画は、自然に感情が高ぶる。
こんな映画は初めて観た。恥ずかしいので興奮を抑えようとするが
抑えようとすればするほど泣けてくる。
周りの人も泣いている。
エンドロールが終わって一番最後に出ようと思ったが、他の人も
気持ちを鎮めるため、なかなか席を立たない。
やっと席を立ち、トイレに入って鏡をみた。
目が真っ赤だった。
もっと知識を持たねば…
2時間40分という長さを感じない映画だった。
音と映像の迫力に、これぞ劇場で鑑賞する映画、という感じ。
最初の船を曳く場面から感動と興奮。
ずっと歌い続ける映画だと聞いていたので、気持ちが高ぶった。
ずっと歌い続けるというのはよかった。唐突に気持ちを歌い始めたりするから、ミュージカルは変なのだと思っていた。不自然なのだと思っていた。ずっと歌い続けていたので、不自然さが無かった。むしろ、普通に会話するのが不自然に感じるくらいだった。
時間のこと。
長さは感じなかったのだが、話の展開が早すぎた。
やや深みに欠けた。話のあらすじを、話のうわべをすっとさらっていく感じだった。
仮出獄からも逃れるときの葛藤は?銀の燭台をもらったときの良心の呵責は?コゼットの引き取りを決めるまでの、心の動きは?
もう少し丁寧に感情を扱ってほしかった。
そう考えると、この2時間40分という長さが悔やまれる。もう少し長くても良かったのかもしれない。無理に一本におさめたのは苦しい。
予備知識ということ。
膨大な原作も、ロングランのミュージカルのことも知らずに鑑賞した。
だから、有名な曲というのも知らなかったし、有名な場面も知らない。
ジャベールが自分の正義の動揺に耐えかねて水路に身を投じる場面も、神父がバルジャンをかばい、銀の燭台をも渡す場面も知らなかった。時代背景についてもよく知らず、ああ資本主義が発展し始めた時期なのだなというのを画面から読み取れただけだ。それだけに、前述したように話の展開が早すぎるように感じたのだ。
ミュージカルを見ている人なら当然知っているあの展開も、あのキメ場面も、あのキャラクターも、あの歌も知らない。だから、楽しみきれなかったのかもしれない。
ミュージカルを見ている人が見ることを前提に作られた映画なのだろう。
ミュージカルでは見られない、細かい表情やこだわったアングルを堪能してくれ、そういう気持ちで作られた映画なのだと思う。
だから、予備知識を持っている人は本当に楽しめた映画だと思う(多少、イメージしていたものと違う!という違和感は持ったかもしれないが)。
自分の予備知識不足が悔やまれる。
もう一回、勉強し直してから映画を見直したい!今度は映画ではなく、ミュージカルを見たい!と思わせた映画ではある。
コゼット役のアマンダ・セイフライドは美しい顔と歌声だった。
ジャベール役のラッセル・クロウはごつすぎ。そして歌が、今ひとつ。声も伸びない。少し残念な感じ。
なんか、最後の場面、革命の反体制側の映像が多すぎ。
革命礼賛映画なのでは、と強く感じた。
旗を振りすぎで、映画の感動が、少し損なわれた。
予備知識不足とラッセルクロウと革命礼賛で減点1。
キャストも楽曲も全てが素晴らしい!
公開初日から観に行き
もう三回も観に行って来ました!
レミゼラブルは大好きで、舞台版は何度か見たことがあったものの
映画版はどんな感じかと思っていましたが、、、
もう最初から最後まで泣きっぱなし鳥肌でした(;_;)!
キャスティングも素晴らしいし、映画ならではの歌い方にも感動しました。
レミゼの楽曲は本当に神がかっていると思います〜(^.^)
一度は観に行くべきだと思うような映画でした。
うたのちから
これでもか!というくらいに歌だけで進行してゆき、じわじわと、無理やりの感動に追い込まれたという感じです。(一般的なミュージカルやオリジナルの舞台と比べて少し違和感がありましたが、意図は理解できます。)
なかでも女優陣の歌はすばらしく、アン・ハサウェイ(ファンテーヌ役)でじわりときて、サマンサ・バークス(エポニーヌ役)でかなりきます。アマンダ・セイフライド(コゼット役)もがんばります。複数の相手との掛け合いで、それぞれの思いをフレーズにして畳み込むように歌で表現する場面が何箇所かあり、そこでもぐいぐいと追い込んできます。
最終的には、いいものを観させてもらったという感じでした。
舞台に忠実でした。
初演から舞台を見てましたが、演出が変わるということで、それを楽しみ/慄き半々で待っております。舞台では、司教様のお慈悲あたりで、すでに涙ぐむ者の感想ですので、そこは差っ引いてください。
さて、ミュージカル自体が苦手な方は別として、本作はお薦め致します。
(ミュージカルが苦手な方は、ジャン・ギャバン主演の方をご家庭で見られてはいかがかと)。
全編、歌で綴られたミュージカルでダンスなどは出てきませんが、それぞれのメロディが美しく、本来の言語で歌われているので、違和感も少ないと思われます。旧演出の舞台に相当忠実に作られているなと、感心致しました。映画の方が表現しやすいシーンもあるけれど、ここは難しいのではという点(例えば「One day more」の中締め)も、うまく作られていると思います。
舞台ではどうしても省かれてしまっている説明的シーンやつなぎのシーンも、映画では挿入されているので、?感は舞台よりも少ないのでは(バルジャンが最後なぜそこにとか、いきなりの贅沢結婚式は誰が主催とか)。
かつての文庫版で全5冊の大作ですし、あらすじ的になってしまいますが、その分展開が早くて飽きさせず、歌が好きな方ならそれぞれのソロでもグッとくると思います。エピローグは、もちろんの号泣です。
それにしても、日本語版では(おそらく語呂の関係で)、囚人番号が違っているってこと、映画を見て初めて知りました。
鳥肌が立つほど感動!
フランス革命期の激動の時代を描いた作品。
台詞はほとんどが歌口調で、ミュージカル映画となっている。
貧しさに苦しむ市民たちの姿、革命を起こそうとする若者たち、そんな現状とは無関係の役人、いろいろな人々の心情を思い描くととっても奥深い気がします。立場を変えてみれば、正義も変わるということの難しさや矛盾を感じました。そのなかで自分ならどんな判断を下すだろうか、下すことが出来るだろうかといろんな考えを巡らせてみたりしました。
歌うことで特に役者一人一人の個性が際立って感じられ、本当に素晴らしい。
アンハサウェイの目にはとっても心に響くものがありました。
貧しさって人の心を歪めたり寂しくさせるなぁとしみじみと考えさせられました。でもそんな中でも愛を忘れないことってすごく難しいけど、とっても大切なことだと思います。
生きることに必死で、なんとか生活にしがみついているという市民の姿に衝撃を受けました。
泣きっぱなしでした
仮釈放されたジャン・バルジャンが司教様の赦しを受けて悔い改めるシーン(結構な冒頭)から涙が止まりませんでした。
アン・ハサウェイの「夢やぶれて」もサマンサ・バークスの「オン・マイ・オウン」も素晴らしく、胸が締め付けられました。
ミュージカルの名曲が素晴らしい
19世紀フランスの第2帝政ナポレオン3世圧政下、パンを盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャンは、仮出獄後に再び盗みを働いてしまうが、罪を見逃してくれた司教に救われ改心する。やがて運命的な出会いをしたファンテーヌから愛娘コゼットを託されたバルジャンは、頑迷なほどに職務に忠実なジャベール警部の追跡を逃れてパリへ。バルジャンとコゼットは親子として暮らすが、やがて激動の時代の波に飲まれていく。
映画作品としてはビレ・アウグスト監督、リーアム・ニーソン主演の1998年、米・独・英合作映画の方が完成度が高く、本作ではジャベールとの息詰まるような心理戦や追跡逃亡劇が物足りなく感じたけれど、映画ならではの映像的迫力と、「ON MY OWN」を始めとするミュージカル史上に残る数々の名曲がやはり素晴らしく、ラストシーンに向けて観る者の感情を大いに高めてくれました。
ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、サマンサ・バークスの名演と歌唱力に絶賛の拍手。そして今や憎まれ役をやらせたら最高のヘレナ・ボナム=カーターにも大きな拍手。
音楽がいつまでも頭の中を駆け巡る・・・
みなさん、ラッセル・クロウが合わないとおっしゃってますが、私は彼の声に惚れました。なんとも艶があります。それにしてもヒュー・ジャックマンといい、アン・ハサウェイといい、歌がうまいですね。天は二物を与えるのですね。みなさんの口パクではない、熱唱と熱演が画面からあふれ出てきてこの映画に対する意気込みというか、気迫が感じられました。韻を踏んだ歌詞が直、理解できる箇所もありましたが、大半はやはり字幕に頼らざるを得ず、そのまま理解できたならさらに感動しただろうなぁ、なんて思ってしまいました。「夢やぶれて」はもちろん、その他の曲もすばらしく、映画を見た後もしばらくメロディが頭の中から離れず、ぐるぐる駆け巡っていました。
ラストは号泣
事前にミュージカル調であることを聞いていたので
違和感無く始めから見始める事が出来た。
98%くらいの台詞が歌詞で、詩的な表現のため
ストレートな台詞よりも考えさせられ、個人的には心に響いた。
終始淡々とストーリーが進む感じだが、
終盤〜ラストの流れは盛り上げ方がうまく、感動して
号泣してしまった。
最後のシーンに革命の時代を生きた人間の生き様がよみがえる。
(一人、心の中でスタンディングオベーション!)
皆さん指摘しているようにRussell Croweの歌は違和感があったね(笑
とにかく音楽が素晴らしい!!
歌が邪魔
有名ミュージカルの完全映画化。
というわけでセリフは95%くらい歌。
しかしその歌は心を打つタイプのものではなく、はっきり言って適当にメロディつけて喋ってるだけのように聞こえた。
なんでこの人たちは歌ってるのかが基本的な部分で理解できない。これがミュージカルだといわれたらそれまでだけどね。
主人公ジャンバルジャンの心の葛藤や、革命に立ち上がる若者たちの心情、あるいは身内を思いやるコゼットの優しさなど、ストーリー自体は面白いのに、無駄な歌がぶち壊してる印象。
これ舞台で見たら全然違った感想だと思うけど、このアプローチでの映画化は個人的には全然受け入れられなかった。
ヒュー・ジャックマンよ、永遠なれ。
ミュージカルは嫌いや。
説明ゼリフにメロディを付けて歌って、物語のリアリティを削ぐようなマネをして、何が面白い?
そんな拒絶反応を持ったままこの映画を鑑賞したが、それでも終盤のジャン・バルジャンが天に召されるシーンには、どうしても涙を禁じ得なかった。
個人的な第一感で言うなら、プロレスラーが総合格闘技のリングに立つのと同じくらい、ナンセンスな理屈がこの作品には当てはまる。
ミュージカルか映画か、ハッキリしろ!
その線引きの曖昧さを浄化と至福と感動に結び付けたのは、ひとえにキャストのポテンシャル以外の何ものでもない。
ヒュー・ジャックマンが主演で、ホンマに良かったね。
いきなり歌い出したりせず、ちゃんとした映画で、この作品を味わいたかった。
ここ5年来1番の洋画かも
素直に感動しました。時間が短く感じられる作品。洋画は苦手な人もとにかく見てほしい。本場でミュージカルを観たくなりました。
オペラ座の怪人を本場ミュージカルと映画と両方観ましたがニューヨークでのミュージカルが一番良く、日本でのミュージカルと映画より良かった。
しかし今回の映画は本場でのミュージカルを観ても映画が劣るとは言えない位に良い作品。
ヒュージャックマンの演技とミュージカルでは表現できなであろう演技をしたアンサファウエーも物凄くよかった。
全396件中、301~320件目を表示