「無駄をそぎ落とせば名作(゚∀゚)アヒャ」脳男 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
無駄をそぎ落とせば名作(゚∀゚)アヒャ
予告編が(∩´∀`)∩オォ♪って感じだったんで期待して観に行ってみたけど・・・
正直期待外れですわ( ´゚д゚`)アチャー
この映画「和製『アジョシ』」なんて言ってる人もいるらしいけどさ~~~~~~~
全っっっっ然似ても似つかねえ!!!!( ゚Д゚)㌦ァ!!
単に生田斗真が体を鍛え上げてるってだけじゃねえか!!!!ォィォィ!(´゚∀゚`ノ)ノ
そもそも生田斗真扮する鈴木一郎こと入陶大威はあれだけ体を鍛えてて、逮捕されてから精神鑑定で間拘留されてる間筋トレしてる割には・・・
全然アクションらしいアクションがねえ!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン
そして二階堂ふみ扮する爆弾魔の緑川と太田莉奈扮する共犯者でレズ達の水沢だけど・・・
いかにも悪役って感じの映し方だな~~~~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
緑川は癌に侵されてるから顔色が悪くて不健康そうだけど、何あの舌の先についてるとげみたいなのは???
末期癌で余命いくばくもない割には・・・良く自分で爆弾なんか作って仕掛けたりできますね~~~~~(゚∀゚)アヒャ
そして水沢はブログで自分の悪事を自慢してるネット狂いっていう設定だが・・・ネットおたくを悪く描き過ぎだろ???( ゚Д゚)ゴルァ!!
何だか日本の映画とかドラマはいっつもネットを犯罪者の巣窟みたいな描き方するよな(´Д`)ハァ…
いくらネットが嫌いだからって言っても、いい加減そういう偏った見方はやめろっつうんだ!!!!!ヽ(`Д´)ノ
そして映画が始まると、バスが大爆発するシーンがΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
ここの描写は迫力満載だが・・・
その直後バスに乗ってた子供が真っ黒こげになって「助けて・・・」と歩いて来る
( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
あのねえ~~~~~爆発して人間があんな炭みたいな感じになるか???
この爆弾魔は、テレビで自分たちを批判した人間を捕まえて舌を切り取ってしゃべれなくして、体に爆弾を巻き付けて爆発させたい物の所に生かせて爆発させるという・・・
何とも回りくどいことやってますな~~~~Σ(゚Д゚ υ)
冒頭で人間爆弾がバスに乗る描写があるけど、あんな人間が近づいて来たら誰だって怪しいと思うだろうに(;´Д`)
この人間爆弾にされるのが、テレビで爆弾魔を嘲り笑ってた女性占い師だが・・・占い師がそんなことテレビで言うか???(`・д・´)
そして江口洋介扮する刑事は、明らかに『太陽にほえろ』のジーパンをイメージしたようなぼさぼさ頭(;´∀`)
犯人のアジトに駆けつけていきなり拳銃を構えて「動くな!!!警察だ!!!」
こういうノスタルジックな刑事の描写は俺大好きなんだけど、こういう映画の中じゃちょっと暑苦しい(;・∀・)
つうか江口洋介はもう中堅どころなんだから、こういう暑苦しい役はもっと若手にやらせないと駄目よ (・´з`・)┌
松雪泰子扮する精神科医の鷲谷もな~~~~~(´ェ`)ン-・・
鈴木一郎の精神鑑定で質問をする時に何で「私とセックスしたいですか?」とか聞くんだ???ォィォィヾ(゚д゚;)
そういうこともあるのかも知れんが、わざわざそんな質問してるってことは何かの伏線になってるのかと思いきや・・・
見事なまでにな~~~~~~~んもない(ノ∀`)アチャー
最初は鈴木一郎が犯人だと間違われて逮捕されるが、その後真犯人が分かって鈴木を別の鑑別所に送る時に襲撃されるけど・・・
厳重な警備の中たった女2人で、しかも片や病人、片やネットオタクにいとも簡単にやられちまう工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工
しかもその時鈴木一郎は自分が狙われてると感づいて、拳銃を奪って護送中付き添ってた大和田健介扮する若手刑事を人質に取るが・・・
何でそこで失禁するんだ???Σ(・ω・ノ)ノえっ!
そしてこれも意味ありげに映してるくせに、その後な~~~~~~~~~んにも生かされず(ll-艸-)ァリャリャ
そして鈴木一郎は逃亡するが・・・
その後松雪泰子と江口洋介は鈴木一郎の身元を調べて、一度見たものは即座に記憶してしまい、知能が非常に高いが感情が欠落してることが判明する。
石橋蓮司扮する入陶家に入り込んでた医者が「私は彼のことを脳男と名付けたよ」と言ってるけど・・・
このネーミングセンスどうだろ???(´゚∀゚`;)
それで色々な格闘技や武術を教え込んで冷徹な殺人マシーンに育てられて、悪人を次々と始末するようになったのが明らかになるが・・・
鈴木一郎が山中で訓練してるシーンはちょっと『ときめきに死す』を連想しました(゚∀゚)アヒャ
緑川が病院を狙ってることが判明して爆弾魔と警察と鈴木一郎の三つ巴の攻防戦が始まります( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
ここの展開はそんなに悪くない(ヾノ・∀・`)
特に仕掛けた爆弾を爆発させるのに、検体を送るシューターを使う辺りは上手い!!と思いますよ(・∀・)ウン!!
ただ爆弾を仕掛けるのに、水沢が看護師に化けて鍵の型を取って合鍵を作ったという設定のようだが・・・
あんな看護師いたら誰だって怪しいと思うだろうに!!!(´・∀・`)
そして爆破シーンもCG使ってるとは言え、相当迫力があって( ・∀・)イイ!!
ただ鷲谷簡単に捕まり過ぎだし、緑川1人でどうやって鷲谷を運んであれだけの爆弾を用意して体につけたんだ????っていう疑問は残るがアチャー(´・ω・`)
そして何で医者が警察に交じって爆弾を探すんだ???
そしてこの病院でのクライマックスだが・・・
緑川は鷲谷を人質に取って逃げようとするが、車に乗った緑川は鈴木一郎をひき殺そうとして何度も何度も追突するも全然死なない(゚∀゚ ;)タラー
いい加減しつこいし長い(;´д`)=3トホホ・・
つうかこの不死身さは脳の発達とは全然無関係o(`・д・´)o ウン!!
エンドルフィンが過剰に分泌されてるから痛みを感じないのは分かるけど、いくらなんでもあれだけひかれたら死ぬだろ~~~~(;^ω^)
でもラストは良かった(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン
鷲谷は冒頭で自分の息子を殺した少年に向き合った母親が徐々に犯人に対して憐れみを感じていく様子を写したビデオでプレゼンをしてるが、自分も弟を殺されていて、その犯人の少年のセラピーを担当するという何とも皮肉な設定。
息子を殺されたことで母親は醜く肥え太ってうつ病になるけど、この母親の描写は凄いと思う(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
弟を殺した犯人が染谷将太扮する志村だけど、志村は一度は改心したかと思われたが結局同じ犯罪を繰り返していて、鈴木一郎はちょっと志村を観ただけで腕に歯形があることからそのことを察する。
それで「先生の一番大事な患者を殺します」とメールを打って、志村を殺す。
このメールをわざわざ打つ設定もどうかと思うけど(;´・ω・)まあ鈴木一郎ならそのくらいやりかねないという感じでもありますな(・∀・)ウン!!
それでラスト「先生は僕のために泣いてくれました。そんな人は初めてです。」と言って軽く笑って鈴木一郎は去る。
実は感情はあったんじゃねえか!!!Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッっていう落ち。
これはイイネ♪d('∀'o)
『悪の教典』の蓮実と同じようなダークヒーローと言えばいいんでしょうかね?
無理があり過ぎる設定と冗長な台詞回しはかなりマイナスではあるけど、このラスト周りの処理はいいと思う(゚д゚)イーヨイイヨー
そしてEDがキング・クリムゾンの21st Century Schizoid Manってのも予告通りでまたΣd(゚∀゚d)イカス!
確かにタイトル通り「21世紀の精神異常者」だからね~~~~(゚∀゚)アヒャ
続編ができることをちょっと期待したいけど・・・無駄をそぎ落としてもう少し脚本を練ってくれればもっといい映画になったと思う(・∀・)イイ!!
もし次回作があるならば、この辺りを期待したいです(´∀`)ノ