劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACEのレビュー・感想・評価
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もしも、ジョーカーが封印されていたら…
DVDで2回目の鑑賞。
「平成仮面ライダー」の劇場版私的トップ3を挙げたら、本作は第3位です。第1位は「劇場版 仮面ライダーファイズ パラダイス・ロスト」。第2位は「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」。
それはさておき、公開当時の触れ込みは「テレビシリーズ最終回の4年後を描く」というものでした。しかし実際は最終回とは接続できないパラレルワールド扱いとなりました。本作の世界観は“ジョーカーが封印された世界”です。
仮面ライダーブレイド/剣崎一真がジョーカー(仮面ライダーカリス)/相川始を封印して、アンデッドたちのバトルファイトを終結させてから4年後、封印したはずのアンデッドたちが根こそぎ復活するという事態が勃発。普通の暮らしに戻っていた剣崎たちは再び戦おうとしますが、新たな3人の仮面ライダーが現れ、「先輩風吹かされちゃ迷惑ですよ」と言われ歯ぎしり…。それでも世界を守るために戦うことを決意。再び変身して、未知のアンデッド、アルビノジョーカーが企む世界滅亡計画を阻止するために戦場へと帰還するのでした…。
最大級の怪人“14(フォーティーン)”との最終決戦が胸熱!
圧倒的スケールの強敵に立ち向かうブレイド、ギャレン、カリス、レンゲル…。勢揃いして戦う姿を見て、「彼らのデザイン、めちゃくちゃカッコ良くて好きやったなぁ…」と当時の心境を思い出しました(笑)
【余談】
キングフォームが大好きなんです!(笑)
必殺技“ロイヤルストレートフラッシュ”にしびれた…(笑)
昆虫たちが戦ってるという印象が残った。はっきり言って気持ち悪い。
元々はバッタをモチーフにした仮面ライダーであったが、ここまで昆虫をイメージしてあると、どう反応していいかもわからない。なんと言っても悪役がカブトムシやクワガタなのですよ!仲間はカミキリムシだしなぁ。。。そして、俳優はみなジャニーズ系の雰囲気なのに異様に暗いのです。さらに黒田勇樹をはじめとする新世代ライダーが登場するものの、変身後が黒を基調にしていて悪役にしか見えない(バレちゃうでしょ)。子どもが見てもつまらなそうだ。というか、子供たちにゃ理解できないようなストーリー展開。場内の子供たちは映画なんか見ていなかったヨ。可哀想なくらいだった。中学生の天音ちゃんも非行に走っちゃうし・・・ぁぁ、暗い・・・
しかし、この暗さとヒーロー特有の虚無感と挫折感には味わい深いものがあった。映画っぽく作ってあるし、真面目にやってるんだなぁと妙に感心してしまった。TV版なんて、もちろん見てませんよ・・・大人ですもの。
・同時上映は『特捜戦隊デカレンジャーTHE MOVIEフルブラスト・アクション』だ!こちらは5点中0点!子供には悪影響しか与えない特撮ヒーローもの。ゴミ箱行き・・・
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