Quartet(2001)
劇場公開日:2001年10月6日
解説
様々な人生を抱えながら、カルテットを組んだ4人の若者たちの成長と友情を描いた青春ドラマ。監督は、映画音楽の第一人者として活躍する久石譲で、本作が監督デビューとなる。脚本は、「WHITEOUT」の長谷川康夫と久石監督の共同。撮影を「金融腐蝕列島[呪縛]」の阪本善尚が担当している。主演は、「ひまわり」の袴田吉彦、「釣りバカ日誌イレブン」の桜井幸子、「忘れられぬ人々」の大森南朋、新人の久木田薫。
2001年製作/113分/日本
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:2001年10月6日
ストーリー
3年前の夏、第24回日本アンサンブルコンクールで大失態をやらかした弦楽四重奏団(カルテット)のメンバー4人は、今はそれぞれの道を歩んでいた。有名なヴァイオリニストであった父を持つエリートの明夫は盛岡交響楽団のコンサートマスター、智子はポップス演歌のバック奏者、大介は足立音楽学院の教官助手、愛は大学院に進みチェロの修業中。ある日、盛岡交響楽団と仙台交響楽団の合併話が起き職を追われた明夫は、新東京管弦楽団のオーディション会場で智子たちと再会する。彼らもまた、それぞれに仕事を失ったり、コンクールに落選したりしていた。そんなことから、再びアンサンブルコンクールに挑戦することになった4人は、大学の恩師である青山教授の紹介でコンサートツアーをしながら、明夫が持参した亡父が明夫の為に書き下ろしていた未完成の課題曲『カルテット』の練習を開始する。だが、コンサートツアーは名ばかりの、ろくな会場も宿泊先も無いドサ回り。しかし、4人は劣悪な状況の下、事ある毎にぶつかり合いながらも次第に絆を深めていき、やがて明夫が自らの手で完成させた『カルテット』を弾きこなすまでになる。ところがそんな矢先、明夫の元に新東京管弦楽団の常任指揮者・村上から、コンサートマスターにならないかという誘いが来た。しかし、そのコンサートが催されるのはコンクールと同じ日。揺れる明夫は、その日、新東京管弦楽団の舞台に立っていた。だが、彼はその途中で会場を抜け出すと、仲間の待つコンクール会場へと急いだ。そして、4人は見事な演奏を披露し、優勝こそ逃したものの、また来年挑戦することを約束して、それぞれの道へ旅立つのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 久石譲
- 脚本
- 長谷川康夫
- 久石譲
- 製作総指揮
- 遠谷信幸
- 森島恒行
- 藤沢文女
- 企画
- 秋元康
- 森江宏
- 製作
- 安田匡裕
- 金子恒彦
- 細田泰
- 伊達寛
- プロデューサー
- 小滝祥平
- 川城和実
- 椋樹弘尚
- 撮影
- 阪本善尚
- 応援撮影
- 坂本誠吾
- 美術
- 及川一
- 装飾
- 松本良二
- 音楽
- 久石譲
- 録音
- 橋本文雄
- 音響効果
- 伊藤進一
- 小島彩
- 照明
- 椎原教貴
- 編集
- 奥原好幸
- スタイリスト
- 堀田都志子
- 新川今日子
- 結城知子
- アソシエイト・プロデューサー
- 千野毅彦
- 加藤悦弘
- 河野聡
- 磯野久美子
- 豊山有紀
- 製作担当
- 梶川雅也
- 木村利明
- 監督補
- 森谷晁育
- 助監督
- 土岐善將
- スクリプター
- 津崎昭子
- スチール
- 宮田薫
- Quartet Partners担当
- 藤本俊介
- 今村悦朗
- 馬場晶子
- 黒田弘二
- 古川一博
- 応援編集
- 村山勇二
- 応援録音
- 柿澤潔
- 西山徹
-
相葉明夫袴田吉彦
-
坂口智子桜井幸子
-
山田大介大森南朋
-
漆原愛久木田薫
-
青山徹三浦友和
-
藤岡俊吉藤村俊二
-
白川小百合草村礼子
-
村上元博升毅
-
小橋石丸謙二郎
-
橋本中村有志
-
岡田譲二田中要次
-
伊達響子椋木美羽
-
遠山満子内山裕子
-
亀岡吉蔵掛田誠
-
坂口正五郎赤崎ひかる
-
坂口よね服部妙子
-
坂口晋平信永隆文
-
明夫の父古藤芳治
-
明夫の母須田敏恵
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幼い明夫横島礼理
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事務員網野あきら
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岡田のマネージャー矢作公一
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中村野村貴志
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保坂山崎潤
-
フロントの男西川方啓
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プレゼンター近藤浩志
-
フランス人指揮者ピーター・ゴルチェ
-
羽島健
-
石井有子
-
杉本伸陽
-
平尾仁
-
田村順子
-
関口信彦
-
小泉博一
-
相原千興
-
島田幸
-
奥山貴裕
-
宮崎文弘
-
菊地裕子
-
マット・レーガン
-
伊能修
-
石原忠興