月へ行く
劇場公開日:2001年6月22日
解説
豆腐屋一家を襲う悲劇を、コメディタッチで描いた短篇。監督は「精霊のささやき」の植岡喜晴。脚本は、「集い」の遠山智子と植岡監督の共同。撮影を秋元エマ、川野由加里、橋本彰子、遠山智子が担当している。主演は、「よろこび」の遠山智子と「CG版ビーストウォーズ メタルス」の加藤賢崇。尚、本作は『シネマGOラウンド』の一作として製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。
2001年製作/35分/日本
配給:映画美学校
劇場公開日:2001年6月22日
ストーリー
担任教師・小山の子を身籠もった豆腐屋の娘で女子高生のナオは、しかしUFOにピンク色の光線を浴びせられたことで宇宙人の子供を宿していると思い込んでいる。一方、父親のテツゾウは妻のタマエに家出され、憂鬱な日々を送っていた。そんなふたりの家に間借りし始める小山、そしてタマエも幽霊となって戻って来る。ある日、テツゾウに秘かな想いを寄せていた雇い人の広子が殺された。実は、広子に嫉妬したナオが毒入り饅頭で殺害したのだ。しかも、彼女はタマエも同じ手口で殺していたのである。だが、そんなこととは露ほども知らないテツゾウは、ナオにそそのかされて作ったネズミ爆弾で父娘共々爆死するのであった。