おばあちゃんの思い出

劇場公開日:

解説

大好きだったおばあちゃんとのび太の心温まる再会の様子を描いた短編アニメーション。監督は「映画 のび太の結婚前夜」の渡辺歩。藤子不二雄による原作を基に、「映画 のび太の結婚前夜」の藤本信行が脚色。撮影監督に「ザ★ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?」の熊谷正弘があたっている。声の出演に「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」の大山のぶ代と小原乃梨子ら。尚、本作は「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の併映作品として公開された。

2000年製作/27分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2000年3月4日

ストーリー

ボロボロのクマのぬいぐるみ。それは、のび太とおばあちゃんの大切な思い出の品だった。亡くなったおばあちゃんに会いたくなったのび太は、ドラえもんと一緒にタイムマシンで昔に戻る。ところが、幼い頃ののび太は大好きだった筈のおばあちゃんにわがままばかり。夏も過ぎたというのに花火をねだっておばあちゃんを困らせた挙げ句、見つからないと「おばあちゃん、きらいだ!あっちいけ!」と言う始末。そんな自分の姿を見て、自身を責めるのび太。野良犬からクマのぬいぐるみを取り戻してあげるが、それでも気持ちは晴れない。そこで、のび太はドラえもんが止めるのも聞かずおばあちゃんに謝ろうとするが、おばあちゃんは小学生ののび太を少しも疑うことなく優しく接してくれた。おばあちゃんの望みで、ランドセル姿を見せてあげたのび太とドラえもん。ふたりが現在に戻ってみると、ママがボロボロだったクマのぬいぐるみを直してくれていた。

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映画レビュー

4.5日本の泣けるアニメ最高傑作

2024年10月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

幸せ

久々の鑑賞
四半世紀ぶりかもしれない

2000年の短篇アニメ
『ドラえもん のび太の太陽王伝説』と同時上映

監督は『帰ってきたドラえもん』『がんばれ!ジャイアン!!』『ぼくの生まれた日』『大きい1年生と小さな2年生』『漁港の肉子ちゃん』の渡辺歩
脚本は『映画 のび太の結婚前夜』『がんばれ!ジャイアン!!』『ぼくの生まれた日』の藤本信行

粗筋
ある日ゴミ集積所にのび太が幼い頃に大切にしていたクマのぬいぐるみ「くまちゃん」が捨ててあった
物置小屋の整理をしていたのび太のママが捨てたのだ
慌てて自分の部屋に持ち帰ったのび太
ツギハギだらけのくまちゃんはのび太の大好きなおばあちゃんが縫ってくれた思い出の詰まったかけがけのないぬいぐるみだった
ドラえもんに思い出話を聞かせたのび太はおばあちゃんに会いたくなった
ドラえもんの反対を押し切りおばあちゃんに見にタイムマシンに乗り込むのび太
そしてドラえもん

『おばあちゃんの思い出』を思い出すだけで止め処も無く涙が溢れるのはなぜだろう

世の中のび太のおばあちゃんのような大人ばかりなら絶対平和な星になるのにな
自分くらいは少しでも近づきたいものだと今再び思い出した

敢えて苦言を呈するなら原作のオチがなかったこと
一部の例外を除けばクスッとちょっと笑わせたり「なるほど」と唸るようオチを意識して持って来るのが藤子・F・不二雄先生特にドラえもんの醍醐味ではなかろうか
それがちょっと残念
泣かせることのみに拘ったのだろうけど

ちなみに水田わさび版ドラえもんでスネ夫の声を担当している関智一が今作で幼少の頃のスネ夫の声を務めている
聞いた話では関智一にとってはドラえもんは今回初参加でレギュラー陣の大先輩から「これからは若い人に引き継いでもらいたい」「関くんがスネ夫をやりなよ」などと言われたらしい
記憶違いかもしれないがそのエピソードも好き

声の配役
ドラえもんに大山のぶ代
のび太に小原乃梨子
しずかに野村道子
スネ夫に肝付兼太
ジャイアンにたてかべ和也
玉子に千々松幸子
のび太の祖母に高村章子
幼い頃ののび太に大本眞基子
幼い頃のしずかに佐久間レイ
幼い頃のスネ夫に関智一
幼い頃のジャイアンにくじら

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野川新栄

5.0おばあちゃんの心のあたたかさ

2024年3月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD
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しゅうへい

5.0おばあちゃんの温かさに号泣

2023年10月1日
スマートフォンから投稿

泣ける

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ぽん

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