おばあちゃんの思い出
劇場公開日:2000年3月4日
解説
大好きだったおばあちゃんとのび太の心温まる再会の様子を描いた短編アニメーション。監督は「映画 のび太の結婚前夜」の渡辺歩。藤子不二雄による原作を基に、「映画 のび太の結婚前夜」の藤本信行が脚色。撮影監督に「ザ★ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?」の熊谷正弘があたっている。声の出演に「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」の大山のぶ代と小原乃梨子ら。尚、本作は「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の併映作品として公開された。
2000年製作/27分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2000年3月4日
ストーリー
ボロボロのクマのぬいぐるみ。それは、のび太とおばあちゃんの大切な思い出の品だった。亡くなったおばあちゃんに会いたくなったのび太は、ドラえもんと一緒にタイムマシンで昔に戻る。ところが、幼い頃ののび太は大好きだった筈のおばあちゃんにわがままばかり。夏も過ぎたというのに花火をねだっておばあちゃんを困らせた挙げ句、見つからないと「おばあちゃん、きらいだ!あっちいけ!」と言う始末。そんな自分の姿を見て、自身を責めるのび太。野良犬からクマのぬいぐるみを取り戻してあげるが、それでも気持ちは晴れない。そこで、のび太はドラえもんが止めるのも聞かずおばあちゃんに謝ろうとするが、おばあちゃんは小学生ののび太を少しも疑うことなく優しく接してくれた。おばあちゃんの望みで、ランドセル姿を見せてあげたのび太とドラえもん。ふたりが現在に戻ってみると、ママがボロボロだったクマのぬいぐるみを直してくれていた。