リングのレビュー・感想・評価
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さすが大ヒットシリーズの原点
めちゃくちゃ怖いシーンなんて、貞子がテレビから出てきて人を呪い殺すシーンだけだ。子供がビデオ見てしまったシーンは、そのシーンだけ見てもそんなに怖くない。冒頭の死亡シーンやビデオの内容、7日後に死ぬという恐ろしすぎる設定があるからこそ怖いのである。ハリウッドリメイクのこのシーンは、全く怖くなかった。
さすが、リメイクまでする映画である。なんか後の方になると、伽倻子とバトったり期限が2日だとか24時間だとかになるが、そんなものよりも3倍怖い。
『このビデオを見た者は7日後に死ぬ』というプロットもビデオ全盛期の当時としては身近な恐怖で題材として良いですね
新文芸坐さんにて『エミー賞受賞記念 世界の #真田広之 へ、その軌跡』(2024年11月4日~20日)と題した特集上映開催。本日は『リング』(1998)を久々鑑賞。
『リング』(1998)
『ジャパンホラー(Jホラー)』ジャンルの火付け役で、今でもシリーズが続く代表作。
公開当時は監督の中田秀夫氏、脚本の高橋洋氏が組んだ映画撮影所を舞台にした『女優霊』(1996)の出来が素晴らしく、再タッグを組むとのことで劇場に足を運んだ記憶がありますね。続編『らせん』(飯田譲治監督)との二本立ての興行形態も今では珍しいですね。
『リング』に関しては「口裂け女」みたいに口コミで広がった都市伝説を端緒にその謎を追うテレビ局のディレクター(演:松嶋菜々子氏)のミイラ取りがミイラになってしまう話。
『らせん」に比べて、とにかくシンプルに観客を怖がらせようしており、『このビデオを見た者は7日後に死ぬ』というプロットもビデオ全盛期の当時としては身近な恐怖で題材としても良く、貞子の容貌も古典的な幽霊をモチーフにしつつ、ジェイソンやフレディのように世界的に有名なホラーキャラクターに成長しましたね。
音楽は川井憲次氏、HIIH の主題歌「feels like 'HEAVEN'」も作品世界にマッチした名曲ですね。
貞子の出番すくないし思ったより怖くない
ゲーム『DbD』で貞子を使って原作が気になり鑑賞。ホラー映画の金字塔ということもあり、観る前はビクビクしてたけど、貞子の出番すくないし思ったより怖くなかった。怖い要素のある家族ドラマって感じ。
気になったのは、松嶋菜々子の演技がオーバーすぎたこと。声のテンションやリアクションが大げさで彼女だけ浮いてた。なんか舞台の演技っぽい。
世界にジャパニーズホラーと貞子を知らしめた!
日本のホラーを世界に知らしめた、代表作的作品ですね。当時、映画館で観た時は正直、恐怖で死ぬかと思いました。ホラー耐性はそれなりにある方ですが、これほどまで映画館から出たいと思った映画は、これまでもこれからもないと思える程怖かったです。
ジャパニーズホラーって、恐怖が独特なんですよね。湿っぽく暗い雰囲気に不気味な幽霊の存在…。外国のホラーと怖さの質が違います。
当時、「ビデオテープ」というどこの家庭でもある物から恐怖が始まりますから、親近感がありすぎて、それがまた怖いのです。呪いのビデオの意味不明で不気味な映像、こんな映像見てしまったら、どんな人でも気持ち悪く不安になるでしょう。
ビデオを見ると1週間後に死ぬっていう展開も凄い発想です。嫌がおうにも、死にたくなければ謎(呪い)を解くしかないんです。必死で、呪いを解くために主人公達が駆けずり回るんですが、だんだん謎が解けていくにつれ、さらに恐怖も同時に増していきます。もう怖いから観たくないって思っても、ついつい先が知りたくなるそんな映画でした。
松嶋奈々子演ずる役は、原作では男性なので少し違和感がありましたが、子供を必死で守ろうとする姿が現れており、映画としては正解だったと思います。子供に勝るものがない(怖さなんか子供のためなら)という親心が痛いほど感じられ適役だったと思います。しかし、お美しいこと!
そして、ラストシーン・・・。
(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)
日本ホラーの歴史に残る名シーンでしょう!
何回目だろうか・・・
この作品は劇場で観た。
リングとリング2同時上映と
今では考えられない贅沢w
まあ、昔は大抵同時上映だったわけで・・・
さて、それはさておき。
この作品は同級生に勧められて原作を読んだ。
怖っ!!!!
で、らせん読んで・・・?
で、ループ読んで??????????
と、えらこっちゃになった記憶がある。
脱線はこれくらいにして。
劇場版リングの前に2時間ドラマがあった。(詳しくは調べてください)
そちらは原作と同じく男2人でストーリーが進む。
観ていてもあまり違和感もなく
やっぱ「リング」面白い!と。
がしかし、劇場版は松嶋菜々子。
今回見直して竹内結子が出ていたことに今更びっくりw
で、松嶋菜々子に変わって事によって
原作もドラマもどこかに骨太感があったが
やはり女性になると印象は変わる。
どう変わったかはあえて書きません。
ぼろくそ言われそうだからw
めっちゃ前置き長すぎたんでそろそろ・・・
作りはいいですよね。
Japaneseホラーの先駆け。
よく考えられてる。
しかし、当時はこれを少しでも怖いと思っていたのかと思うと
若干笑えてしまう。
ホラーでありながらもミステリーが強く
謎解き映画と言ったほうがしっくりくる。
観ていて飽きないが何が怖いか解らない。
怖いと言えば若かりし頃の中谷美紀の足の細さwww
ちなみにリング2の怖いところは
深田恭子が松浦亜弥に見えるところがめっちゃ怖かったwww
リング&リング2。
まあ観てみてくださいよw
って、観てもらっても私の何の得もないんですけどねw
貞子のファミリーヒストリー映画NO1
Japaneseホラーの売れっ子貞子のルーツがこの映画だとは知らなかった
今売れてるジャニーズのjr時代の映像見ているような気分になった
リングはサメ映画でいうところのジョーズ
そんで呪いのビデオもこっから生まれたんだねすげえ
ホラーの定番になっているものを次々生み出した作品。金字塔
そんで万事解決!とはならない後味がモワンと残る終わり方もよき
貞子って当たり前に髪が長くて、井戸に生息していて、テレビから出てきて。もうそう言うキャラだと思ってたけどオリジナルの貞子には全てに由来があって面白かった
貞子の家族構成とかあるんだ
ってか貞子の名字って山村なんだ。山村貞子。出席番号なら後ろの方
ただ現代とテクノロジーが違いすぎてあまり物語に入り込めなかった節もある
①呪いのビデオがVHS
②呪われると顔写真が歪む
③貞子がテレビから出てくる
①呪いのビデオがVHS
これはもう決定的にオワコン。呪いのビデオが出てきて友達と盛り上がっても「どうやって再生すんねん」ってなる
現代ってVRとかで映像見る時代なんすよ貞子さん
VHSは2017年に生産終了しちゃってるし。ビデオデッキが実家にすらあるか怪しいレベル
僕の世代でギリ知ってるので10代にVHSとか言ってもk-popアイドルだと思われて終わり
しかも呪いを解く方法がそのビデオをダビング(複製)すること
ダビングて。10年ぶりに聞いたわダビングて
令和ってダビングするたのアイテム揃うのか。絶対呪い解けねえじゃん
②呪われると顔写真が歪む
これも1億総加工時代じゃ通用しない呪い
インスタで加工されてない顔写真探す方が難しい
心霊現象じゃないと説明がつかないくらい顔の輪郭が歪んでぼやけてる奴が多すぎるけど、あれは全員呪われんの?港区あたりの女の子って全員呪われてんの?
顔だけじゃなく足とかも加工してもう手遅れだろ
③貞子がテレビから出てくる
いうまでもなく現代はテレビがある家が少ねえ
貞子も困るだろ一家に一台あると思ってたら大間違いだぞ
若者のテレビ離れ舐めんな
貞子がだいぶオワコンなので現代に適応しなければならないことがわかったと思います
あっという間に時代に淘汰されて、このままじゃもっとデジタルな幽霊に席をられちゃいますよね
時代錯誤幽霊
簡単な解決案としては、
①呪いのビデオをサブスク配信する。NETFLIXやAmazon primeを中心に誰でも見れるように適応させる
その際z世代にも受け入れやすいように早送りとか、切り抜いてTikTokにあげる許可も出す
YouTubeでプレミア配信するのもよし
またダビングとか言ってないで要は拡散すればいいんだからリポストに変更。またはストーリーに転載
②これは「呪われたら加工される」から「呪われたら加工されない」って逆転させるしかない
貞子からしたら不満かもしれないけど仕方ない
「写真を加工できない」となると一部の人からしたら呪われるより恐ろしいかもだけどねえ
③スマホから貞子が出てくるようにする。ポータブルな貞子に変更する
アクリルスタンドみたいなサイズに変更した方がいいね
「ホラー映画の夕べ〜お寺で怖いっ!〜」で鑑賞
埼玉県川口市にある法性寺で行われた「ホラー映画の夕べ〜お寺で怖いっ!〜」で鑑賞してきました。お寺の本堂でホラー映画を観るなんてそれだけでドキドキワクワクしました。
さて原作の大ファンが故の映画初鑑賞だっのですが時代が変わったせいかあまり怖くはなかったです。ただ貞子シリーズの原点と考えると感慨深いですね。
Jホラーの極地
これぞジャパニーズホラー。
とにかく画面が怖い。過剰な演出は抑えて、BGMも極力少なめに。貞子の登場などここぞというときにメリハリをきかせて驚かせてくる。よくある家の中なのに、雰囲気だけでここまで怖く演出するのはさすがと言ったところ。
先のものを極力映さずにゆっくりと進むカメラワーク、登場人物は少なめに、かつオーバーすぎず自然体な演技。
そして呪いのビデオ。演出の古さも感じなくはないが、めちゃくちゃ不気味でこれぞ呪いのビデオ!って感じ。
自分が知っているいわゆるザ・ホラー映画の極地って感じの映画でした。
未来へ残したい怖くて悲しい、奥が深い井戸の話
竹内結子さんが演じるトモちゃんの恐怖体験から始まる映画。
視聴後は夜トイレに一人で行くのが怖くなるので注意。
先の展開を知っていても十分楽しめると思う。
あらためて視聴したが怖さは健在。
不思議さが怖さに輪をかける。
トモちゃんの遺影の映像が、今となっては印象深い。
浅川の息子にビデオを見るよう促したのが、いないはずのトモちゃんというのも怖い。
中谷美紀さんが演じる高野が、黒板の計算式を書き直したのに、さらに変わっていたのも氣になる...もしかしたら頭脳明晰な貞子が訂正したのかもしれない。
きっと、浅川の父親もコピーして誰かに渡して、その人もコピーして誰かに渡して....
コピーされたビデオがどんどん増えて、視聴している自分のところにまで回ってきそうな終わり方で(VHS主流の当時はそう思えて)、スケールの大きさを感じた。
特殊能力を持つ竜司に扮する真田広之さんが抜群に格好良い。
因果系ホラーのはしりに思わず感嘆
のんびりおうちデートで彼女に『NOPE』や『牛首村』を提案してみた所、一周回ってここに辿り着いた(笑)。意外と観たこと無かったのだが、Jホラーの突然出てくる系、というより怨念と因果系Jホラーのはしりだったのね。
序盤の変死を遂げる役どころが竹内結子さんだったり、その友達が佐藤仁美さんだったり、TVマンに松重豊さんだったり…。語り継がれる作品だけあって出てくる人が豪華。演出はこの25年で使い古された感じは否めない。ただ、呪いのビデオをフックにシリアスな雰囲気で謎の輪郭が見えてくる様は緊張感があり、作品の重厚さが伺える。やはり怖いモノにも由来が必要。
ホラーのベクトルで言うと、怖がらせる要素は比較的薄め。むしろ怪奇現象に触れるミステリー要素が強く、呪いにかかったことに対する緊張と共に巡る謎の解明が面白さを引き立てる。ツッコミ所はいつの時代も健在だが、それも良く思えてしまう出来だった。
主演は松嶋菜々子さん。いやいや、錚々たるメンツの中でも華が出すぎなのよ。もう美しいしまさか主演をこの作品で務めてたなんて知らなかったし。そして真田広之さん!えぇ!ジョンウィックじゃないよ!?と思いながら、今作でもキレキレだったのが印象的。そういう発見もあり…って柴咲コウさんも出てるのね。ガリ○オみたいなシーンもあって良かったっす。
ちなみに彼女は「もっと怖いかと思ってたけどそうでもなかった。」だそうです。きっと来る〜だったけど、ピンとくるでは無かった様で。笑
全編の不穏。
再々…見でもまだ怖い。
最も美しかった頃の松嶋真田の何処かチープで扁平な演技も艶と見よう。
例のビデオの気持ち悪さ、顔写真の歪みの異様。
序盤早々でビデオを客に否応なく見せて引込む正攻法。
丁寧な恐怖演出を高湿度のフィルム画に焼き付けたから醸し出る全編の不穏。
また見る。
リング 〜事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念〜
『リング 〜事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念〜』1995年8月11日、フジテレビ系「金曜エンタテイメント」の枠で2時間スペシャルドラマOA。
当時は無名の高橋克典主演(トメは原田芳雄)。作品も無名だし俳優も無名だしまるで世にも奇妙な物語のようなインディーズ系の作品。無名過ぎて全スタッフがいじる気にもなれずに、それが皮肉にも原作に忠実なドラマ化となった作品。夏休みだしお化け屋敷感覚で怖い話をやれば少しは視聴率が稼げるだろう、当時はそんな感覚だったに違いない。
ハリウッドが認めたJ-ホラー『呪怨』。 そしてハリウッドデビューで世界が認めた清水崇。 上記の記録も結局は『リング』というパイオニアがあってこそだろうな。 上映から数年間は『リング』ブームで、 『バイオハザード』公開後の『ゾンビ』ブームのような感じだった。 丁度『ゾンビ』の大量生産のような感じで『リング』が一世風靡した。 ただのホラーがそこまでスポットライトを浴びるのは異例である。 それだけ『リング』の勢いは凄かった(実際たまに見ると結構怖い)。 最近はゾンビブームに押されて少し落ち着いた感じだが、 日本のホラーセンスはハリウッドにも充分に通用する (但しハリウッドを意識しないという前提だが)。清水崇にリメイクしてほしいと切に願う(映画版リングは中田秀夫監督作品で最初の映像化となったドラマ版は瀧川治水監督作品)。
よく出来てる
とにかく松嶋菜々子の演技が下手でビックリした。
間なのか、しっかり相手の言葉を聞いてリアクション
するって感じでいちいち引っかかりました。
あと2020年代では、良しとしていないと思われる
突然現れて驚かす、大きい音でビビらせる手法が
結構あって案の定ビビりました。
ただ、単にホラー映画というだけでなく、
謎解きがあり、ミスリードで引っ掛けたりしてて
よく出来てるなと思いました。
高校時代ビビりながら小説を読んでたなと懐かしく
なりました。
時代が変わり色褪せた
映画『リング』は1998年1月31日に公開された日本のホラー映画。ジャパニーズホラー映画の火付け役であり、言わずと知れた有名作品です。
生まれて初めて見ました。七夕に。
もうテレビから人が出るのは擦られすぎてお笑い化してしまっていますね。当時見ると怖かったんでしょう。
時代も経ちすぎていて、呪いのビデオは呪いのBlu-rayに、テレビは人の入れない薄型に。時代は変わるものですね。
【”熱帯夜の夜は、ジャパニーズホラーで涼もう!”20年振りに鑑賞したが、土着性溢れるホラーテイストと、”あのシーンの怖さ”は忘れ難きジャパニーズホラーが世界に名を挙げた逸品である。】
■内容は巷間に流布しているので、簡単に記す。
テレビレポーターの玲子(松嶋菜々子)は、見ると1週間後に死ぬというビデオテープのうわさを聞く。
にわかには信じられず気にも留めなかった玲子だったが、姪であった智子(若き、故竹内結子さん。良くあの役を受けたなあ。今更ながら、若すぎる死が残念である。)の死をきっかけにビデオテープの調査を開始。
やがて本物のビデオテープを手に入れ、内容を確認すると…。
◆感想
・今作を鑑賞したのは20年前のTVである。(劇場での鑑賞は怖いからである・・。)
だが、あの高山(真田広之)が貞子の呪いは解けたと思っていたら・・、の貞子がTVから出て来たシーンの衝撃は、今でも覚えている。
・三原山で行われた、霊能力者であった山村志津子(雅子さん。良くオファーを受けたなあ・・。)の霊能力を試すシーン。それに疑義を抱いた記者の突然死。
ー お母さんがマスコミに攻撃される姿を見た、超能力者であった貞子が行った事。そして、その行為に対する実の父親からの非道過ぎる行為。ー
・今でも覚えているのだが、玲子が井戸の中で、貞子の亡骸を見つけ抱擁しつつも(それで、彼女は助かった)その思いは彼女だけにか届かず元夫の高山が呪いで死んだ後、玲子が我が子を助けるためにコピーしたビデオを両親に見せるために車を走らせるラストショットは衝撃であったなあ。
<今作は、現時点で鑑賞すると評点は4.0が妥当だと思う。
だが、今作をきっかけにジャパニーズ・ホラーが世界に認められた功績は多大なるモノがあると思う。
今作後、貞子をテーマにした多くのホラー映画が製作され、更に今作はハリウッドでもリメイクされている。
今作は、湿質感と、土着感溢れるジャパニーズ・ホラーの感性を、世界に示した作品であると思う。故に私は今作品に、4.5を付けた次第である。>
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