デカローグ 第10話 ある希望に関する物語のレビュー・感想・評価
全1件を表示
軽妙なミステリー
クリックして本文を読む
最後の最後にこんな明るい作品が残ってたのね
まるでO ヘンリーの物語みたいなお話
ただ、ドーベルマンとか腎臓とか
おもしろさは抜群
なんとなく伊坂幸太郎の世界のようなね
あの兄の奥さんを疑っていたのだけども、
あれはミスリードなんかい?
--------------------------------------------------
「デカローグ」全十話完走して。
10:30〜22:00まで一気見した感想として、
正直どっと疲れている。
これが10人分の物語を見るということなのか!
悲劇が多くて、ずっしり重めというのもあるよなー
ただ、終わってしまって凄く寂しい。
達成感と寂しさで溢れます。
全話通して、最も凄かったのが、
第5話 「ある殺人に関する物語」
そして、一番のお気に入りが、
第3話 「あるクリスマスイブに関する物語」
以下、ベストを並べる。
※「ある〈〉に関する物語」の〈〉部分のみ記す。
1、第3話 クリスマスイブ
2、第7話 告白
3、第4話 父と娘
4、第5話 殺人
5、第9話 孤独
6、第6話 愛
7、第2話 選択
8、第10話 希望
9、第1話 運命
10、第8話 過去
思えば、全編通して死んでしまったのは、
第一話の息子だけなんだな、と思う。
本当に人生に必要なテレビシリーズだと思う!
大げさだけども。
嘘とか秘密とか真実とか、
車や牛乳や手紙やガラスのコップや。
登場人物とかの行き来があったり
トリビアもかなりおもしろそう。
そしてほとんどの話に登場する男
彼は死のメタファーだろう。
そういう世界観からとても良くて
さらに話も、カットも、全てセンスの塊。
傑作でした。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示