音響生命体ノイズマン
劇場公開日:1997年11月22日
解説
世界中の音楽をノイズの結晶にしてゆく不思議な生命体の姿を描いたアニメーション。フルデジタル映像によるスピード感あふれる画面と、ドルビーデジタルの迫力ある音響システムが話題になった。監督は「MEMORIES」の第1話「彼女の想いで…」の森本晃司。「王立宇宙軍 オネアミスの翼 サウンドリニューアル版」の公開にあわせて、併映短編として上映された。
1997年製作/16分/日本
配給:バンダイビジュアル(配給協力*日本ヘラルド映画)
劇場公開日:1997年11月22日
ストーリー
遠い遠い未来、不思議な街チャンポンシティで、マッドサイエンティストのフランケン博士は、この世の全ての音楽をノイズの結晶にしてしまう不思議な生命体ノイズマンを作り出した。チャンポンシティの少年トビオと少女レイナは、ノイズマンに命じられるまま、エアバイクを駆りノイズマンが嫌う“汚い音楽”を次々とノイズの結晶に変えていく。そんなトビオとレイナは、ある日偶然に“音楽の木”と出会い、その木に宿る“真実の実”をかじった。すると突然、チャンポンシティが歪み始め、どこからか心安らぐ“魂のメロディ”が聞こえてくる。自分たちがこれまでやってきたことは魂のメロディを汚す行為だったことに気付いたトビオたちは、ノイズの結晶を手にノイズマンのもとへ向かった。その時、すでに真実を手にしていた反乱分子市民が一斉反撃を始める。トビオたちはノイズマンが嫌う音楽の木の実を使って攻撃し、ノイズマンを倒した。ゴーストたちは音楽を奏で始め、こうしてトビオたちは自分たちの音楽を取り戻す。