魔法陣グルグル
劇場公開日:1996年4月20日
解説
魔法使いのグルグルファミリーが、願いが叶うというピクルスを求めて冒険を繰り広げる姿を描いた短編ファンタジー・アニメーション。監督は中西伸彰。“GWアニメフェスティバル'96”の中の1本。
1996年製作/30分/日本
配給:松竹富士
劇場公開日:1996年4月20日
ストーリー
メガロ山に棲むメガロドラゴンが願いを叶えてくれる“幸せのピクルス”を守っているとの噂を聞いて、メガロ山山頂へ向かっていたニケとククリは、かつて魔の手から救ったことのあるジュジュと再会した。ジュジュは「2つの尻尾を持つひな鳥がメガロ山より飛び立つであろう。汝、精霊の力を借りてその後押しをせよ」というお告げにより、メガロ山に登るのだという。3人で山頂を目指すことになったニケたちは、途中、山を守るモッコロたちや悪魔のハットンと人獣らに行く手を阻まれるが、魔法陣を使って攻撃をかわした。山頂に到着したニケたちはようやく神獣メガロドラゴンに会うが、またしてもハットンの邪魔が入り、苦戦を強いられる。その時ジュジュは、お告げにあったひな鳥がククリのことをさしていることに気づき、ククリが空中に魔法陣を描くのを手助けして、ハットンらを退治するのであった。こうしてニケたちはメガロドラゴンへ願いごとを申し出るが、ニケの願いは、猫の御輿を見たいという超くだらないものだった。