「いーとまきまき、いーとまきまき」映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮 HIROさんの映画レビュー(感想・評価)
いーとまきまき、いーとまきまき
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2025年1月31日、Amazonプライムにて視聴。
色んな意味でリメイクは絶対無いだろう映画14作目。
技術の発達で堕落していく人間に対するロボットの反乱を描いたドラえもん版ターミネーター、ドラえもんということでコミカルに描写されてはいるものの近年のコンピューターの発展やAI技術の進化を考えると割と笑えない。
あとメイン敵キャラであるナポギストラーはネーミング、ビジュアル的にもヤバい。
テーマ自体は面白いのだが序盤の舞台であるブリキン島やホテルの設定がかなり謎、そもそもタイトルにもなっている迷宮がただ機密データの隠し部屋があるだけの施設に過ぎず本編のストーリーと全く絡んでいないのはちょっと酷い、作中でもドラえもん合流後は面白味も無く秘密道具で攻略されるし...。
冒頭のTVの砂嵐の演出や拷問の末破壊されるドラえもんあたりの描写は結構怖い、そしてロボットを踊り狂わせて破壊するウィルスを作ったサピオの親父や仮にも自分の惑星を護って貰う名目で呼んだのび太達を出来の悪い異世界召喚アニメのノリで変な歓待し始めるサピオあたりも別の意味で怖い。
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