奴の拳銃は地獄だぜ

劇場公開日

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解説

「大江戸七人衆」のコンビ、比佐芳武の脚本を、松田定次が監督、同じく「大江戸七人衆」の川崎新太郎が撮影した、お馴染千恵蔵のギャングもの。「火の玉奉行」の片岡千恵蔵を筆頭に、「少年三国志」の三浦光子、「火の玉奉行」の江原真二郎、「杏っ子」の山村聡、その他中原ひとみ、高倉健、星美智子などの豪華キャスト。色彩は東映カラー。

1958年製作/89分/日本
原題:His Hell-Revolver

ストーリー

土地のやくざ仙三は弟分の留吉らを連れて、競争相手のやくざ弥太の受取るはずの荷物を先取りした。それは、香港から来た船から海中へ投ぜられたものであった。警察に、そのうちの一つが取得者から届けられ、田村警部や坪内警部補らが動きだした。中身が麻薬、ピストルなどだったから。仙三は、弥太の用心捧をやっているバー「ミモザ」へ遊びに行った。留吉はみどりという女を張りにダンスホール「オリオン」へ。どちらも同じ経営者だった。「ミモザ」にはりゃんこの政吉という妙な男がいた。やくざらしい。弥太はこの男が気に入り、仲間にしようと思った。仙三の帰途を、弥太の手下が襲い、留吉は危く逃れたが、仙三は死んだ。そのとき駈けつけた坪内も死んだ。その妹さと子はダンスホールで働いて犯人の動静を探ることにした。田村の頼みでもあった。ダンスホールのマダム、マリはみどりが都築--マリの夫であり、ホールとバーの実の経営者である--とデキたらしいのを妬き、政吉に彼女を消してくれと頼んだ。都築は麻薬密売の黒幕であるらしい。死んだ仙三の取引先、生田が殺された。むろん、弥太らの仕業である。留吉は仙三のし返しに、弥太を呼びだし決闘を挑む。彼は倒れたが、弥太もホールにたどりつくと、死んだ。政吉はその死体を香港行きの船に積みこみ、水葬にするのを見送った。彼は更にみどりを港に連れ出し、拳銃を乱射し、彼女が海に落ちたのを見とどけた。彼女は死んだのか? さと子の身許がバれ、彼女は都築の別荘に連れこまれた。政吉も同行したが、そこで彼は逆に都築らの拳銃に囲まれた。弥太の死体が積まれた船が神戸で調べられた。それを知っているのは、政吉一人しかいない。都築らは政吉が警察のものだということを見抜いたのだ。みどりは死んでいなかった。彼女をわざと逃したのだったのだが。政吉とさと子が追いつめられたとき、さと子が知らせてあった雨宮警部や田村警部が駈けつけた。マリは都築の拳銃に倒れ、都築、みどりらは捕った。政吉は北海道から麻薬密売の本処へ乗りこんできた警官だった。

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