天下の副将軍 水戸漫遊記
劇場公開日:1958年4月28日
解説
「毒婦高橋お伝」の共同脚本を執筆した仲津勝義に、土屋啓之助のオリジナル・シナリオを「将軍家光と天下の彦左」の中川信夫が監督、「毒婦高橋お伝」の河崎喜久三が撮影した、お馴染み黄門漫遊記。「阿波狸変化騒動」の古川緑波、「関八州喧嘩陣」の天城竜太郎、「稲妻奉行」の宇治みさ子、新東宝入社第一回の坂東好太郎などが出演。
1958年製作/78分/日本
劇場公開日:1958年4月28日
ストーリー
五代将軍綱吉の頃、老中柳沢吉保は片桐家の主君定政が発狂したという理由で、舎弟の甲斐守を片桐家に養子に入れようとしていた。そこで、腹心の部下仏生寺、田丸、お町の三人に密書を持たせて丹波篠山の甲斐守のところに旅立せた。馬入川の渡しでのこと、彼等は舟客に下船を命じた。が、舟客の騒ぎをよそに、三人連れの旅人が平然と背を向けていた。助さん、格さんを従えた水戸光圀だった。刀を抜いて斬りかかる仏生寺らは河に投げこまれ、密書を奪われた。彼等は密書を篠山に着くまでに取り返そうと手をつくすが、助さん格さんの腕にはとても立ち打ちできない。一方、片桐家の家老主膳正は定政が天守閣に幽閉されていることを聞き、仔細を知って切腹を決心した。だが、そこを通りかかった光圀に救けられ、甲斐守を見張るように言われ国表へ帰った。やがて、光圀の来訪が伝えられると、仏生寺が定政の暗殺に向った。仏生寺の兇刃が振り下されようとした刹那、主膳正の手裏剣がとんだ。甲斐守も主膳正に斬られ、駈けつけた光圀、助さん、格さんらの働きで、篠山城には再び平和が訪れた。
スタッフ・キャスト
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水戸中納言光圀古川ロッパ
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佐々木助三郎若杉英二
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渥美格之丞中村竜三郎
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勝田主膳正坂東好太郎
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鳥追のお町宇治みさ子
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九紋竜の長次小倉繁
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五代将軍綱吉和田桂之助
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柳沢吉保岬洋二
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仏生寺竜之介坂内英二郎
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侍飛脚田丸水原爆
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刺客古池菊地双三郎
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刺客金貝坂根正吾
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片桐定政中村彰
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姫深雪松浦浪路
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柳沢甲斐守丹波哲郎
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荒川紋太夫若宮竜二
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森脇平馬沢井三郎
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磯貝半四郎松本朝夫
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松平摂津守鳴門洋二
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江川常太夫西一樹
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細川肥後守明智十三郎
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山内孫兵衛倉橋宏明
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町人筑波二郎
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石屋の藤吉石川冷
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墓守りの爺さん河合英二郎
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めうが屋の親爺鳥羽陽之助
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江戸ッ子小森敏
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柳沢家下郎一村山京司
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柳沢家下郎二小浜幸夫
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柳沢家下郎三晴海勇三
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町人一三宅実
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問屋場役人池月正
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乗客(船)イ山田長正
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乗客(船)ロ山田直次
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講釈師邑井貞吉