銭形平次捕物控 美人蜘蛛

劇場公開日:

解説

「濡れ髪喧嘩旅」の八尋不二が野村胡堂の原作を脚色し、「千姫御殿(1960)」の三隅研次が監督した銭形シリーズの一作。「関の弥太っぺ(1959)」の牧田行正が撮影。

1960年製作/94分/日本
配給:大映
劇場公開日:1960年3月1日

ストーリー

伊能忠良の書斎から地図が盗まれた。忠良が作った日本に一枚しかない貴重な地図だ。海外に持ち去られたら一大事。--旅を続ける江戸の伊勢参りの講中。弥次郎平、喜多八の二人連れはこの連中につかず離れず、事件の時には必ず現場にかけつける。箱根の宿で西国浪人の須永が腹を切って死に、沼津の宿で浮世絵師春星が物干から落ちて死んだ。続いて、蒲原の宿で、太鼓持ちの弥好がノドをかき切られて死んだ。兇器は用心棒・殿村の小柄だった。殿村は逃走、これまで死んだ三人とも小田原に関係のあった人物ばかりと判明し、グラマー目明しお芳の目が光った。彼女は確信をもって殿村を犯人と睨んだ。須永・春星・弥好の三人は、小田原にいた時、藩の書物奉行秋庭をおとし入れ、重要書類を盗み、秋庭に詰腹を切らせた仲間だった。まだ仲間は二人いる。秋庭の子が殿村にちがいないとお芳は考えたのだった。ところで、彼女が白刃に囲まれた時、彼女を救ったのは弥次郎平実は銭形平次だった。喜多八はもちろん八五郎だ。お芳の依頼で、山田奉行配下の捕方が陣を張った。祭見物のもよをめがけて殿村が襲って来、殿村は平次の投銭で捕えられた。お芳は伊勢講の五兵衛から礼金を差出されたが、お芳は辞退した。彼女にもフに落ちない点があるのだ。平次は砂浜を行くもよを呼び止めて、事件を解明して行く。実は、もよが秋庭の遺児だったのだ。殿村は彼女に利用されたにすぎなかった。しかし、彼女はまだ死ねないという。小田原藩与力・拝藤は倒したが、もう一人残っているからだ。平次はすでにその男を知っていた。大口屋五兵衛すなわち坂崎十太夫なのだ。坂崎は捕えられ、忠良の地図は戻った。もよはその美しさを一門の復讐に賭けたのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0岡っ引きが出張?

2024年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年2月15日
映画 #銭形平次捕物控 美人蜘蛛 (1960年)

お伊勢参りの一行に弥次さん(#長谷川一夫)、喜多さん(#三木のり平)もいて、殺人事件が相次ぎ

人の顔を赤くしたり青くしたり
歌と踊りも昭和風で
グラマーな女目明しが登場したり
産業スパイが登場したりと
異色の銭形平次ですね

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とし

2.5ロードムービー

2023年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

江戸からお伊勢参りの一行が旅をしていた。
同じように弥次さん(長谷川一夫)、喜多さん(三木のり平)も旅をしていた。
お伊勢参りの一行で殺人が相次ぎ、いよいよ銭形の親分が登場となる。
歌と踊りを交えたロードムービーの体裁だ。

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いやよセブン

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