美男買います
劇場公開日:1960年2月21日
解説
「金語楼の海軍大将」のコンビ渡辺祐介が脚本を書き、曲谷守平が監督したコメディ。「東海道 弥次喜多珍道中」の岩橋秀光が撮影した。
1960年製作/75分/日本
劇場公開日:1960年2月21日
ストーリー
銀座の新女性解放同盟ではクラブ員が立花大五郎の著書「処女純潔論」に断固反対して立ち上った。封建思想を打破し、女も堂々と浮気をし、すべからく男性を女性の奴隷たらしめようというのである。メンバーは女流カメラマン影山万里子、評論家山ノ内和子、女社長岸本ゆかり、それに二号狂いの夫竜太郎に怒って加盟した伊東千代の面々である。しかし彼女らにかしずくのはバー「マンハント」のゲイ・ボーイ達だけであった。見合いのため九州から大五郎を訪ねて上京した友彦は、銀座で轢かれそうになったのが縁でその車に乗っていた竜太郎の秘書ユミ子と知り合った。万里子は自慢の写真を竜太郎に一笑に附されたため、千代とゲイボーイの関係を喋ってしまった。万里子は友彦と見合いをすることになったが、九州の山男と思い込んで悩んでいた。田舎娘に扮した女優大空真弓が見合いの席にのりこんで一芝居うったおかげで見合いはご破算。しかし思わぬ友彦のハンサムぶりに万里子の心は動揺した。クラブ員は友彦攻略の策を練った。しかしどの策も失敗。友彦には女は駄目……とばかりゲイ・バーに連れてゆくと、ゲイ・ボーイと大乱闘騒ぎをおこした。竜太郎は子供の将来を考え、自分も二号と別れる代りに妻にもゲイ・ボーイと別れるようにユミ子に打ち明けた。友彦とユミ子は二人を料亭「満月」に連れこんで仲直りさせた。別の部屋ではクラブ員達が大五郎を呼び出しつるし上げた。一向に攻略出来ないうえにユミ子と親しくしている友彦に業を煮やした一行は、大五郎の協力をえて友彦の部屋に友彦を慕う芸者ぽん太を入れた。しかし入って来たのは意外にもぽん太の着物をきたユミ子だった。月影で抱き合う二人を見て、今更のようにくやしがる万里子達は、宿敵大五郎と初めて顔を見合せて笑った。友彦とユミ子の媒酌の労をとったのは竜太郎だった。
スタッフ・キャスト
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津村友彦菅原文太
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立花大五郎明智十三郎
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ユミ子三条魔子
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影山万里子高友子
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山ノ内和子山村邦子
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岸本ゆかり山下明子
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伊藤千代花岡菊子
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女優大空真弓大空真弓
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ぽん太松浦浪路
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伊東竜太郎並木一路
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文江市川順子
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芥川御木本伸介
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おしま鮎川浩
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おとみ坂内英介
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おきく大津昌也
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青山三平宇田勝哉
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相沢幸之進九重京司
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幸之進の妻万代裕子
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加世子鳥羽恵美子
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森島(ホームラン王)白川晶雄
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大原弘(歌手)鳥羽晃一
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矢田(ボクサー)倉板忠夫
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杉山(学生)茂呂弘
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ユミ子の父源吉築地博
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芸者桃太郎上野綾子
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マンハントの女A松原由美子
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マンハントの女B福島美子
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マンハントの女C高木道子
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マンハントの女D醍醐布欣子
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新女性解放同盟クラブ員A美舟洋子
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新女性解放同盟クラブ員B大原永子
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新女性解放同盟クラブ員C小野彰子
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新女性解放同盟クラブ員D西朱実
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新女性解放同盟クラブ員E朝倉彩子
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新女性解放同盟クラブ員F小林瑠璃子
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料理屋の女中辻裕子