東海道 弥次喜多珍道中
劇場公開日:1959年12月27日
解説
「大学の御令嬢」のコンビ近江俊郎と松井稔の脚本を、近江俊郎が監督した弥次喜多もののパロディ。撮影も「大学の御令嬢」の岩橋秀光。
1959年製作/77分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1959年12月27日
ストーリー
弥次喜多は、どういうことか、江戸の西郷吉之助と藤田東湖の密書を京都の桂小五郎へ運ぶ役目に選ばれた。二人は密書を半分ずつ持ち、江戸を発つ。女に弱いから、賭場で色仕掛で巻上げられた。だから、やくざの手から鳥追い女を救っても、無用にビクビクした。実は玉垣という芸妓で、勤皇派のつけたお目付役だ。馬入川の渡しで、森の石松にあうが誘われ食ったスシの代金を取られた。武者修業の若衆、数馬と同宿したが、この男、男装の麗人だ。千代という女が惚れたが、処置なかったという。三島の女郎屋「おかまや」で失態を演じ、清水に来たらまた石松にあった。讃岐へ向うはずだが、片眼の故で、江戸の方へ行ったので、また帰ってきたのだ。江尻で山形屋の悪業を、忠治と浅太郎に化けてこらしめる。が、本モノが現れ、惚れられた娘お藤をフイにした。大井川で水にほうりこまれ、密書を干しているとむっつり左門の部屋改めがあったが、この左門、字が読めなかった。金谷の宿で大モテにモテた相手は気違い女だった。鈴鹿峠で雨宿りした先は、石川五右衛門の家だ。毒入り酒を飲まされかけるが五右衛門が自分で飲んでしまい、水ほしさに大釜に落ち、辞世を残して果てたのだ。伊賀上野で、例の数馬の仇討を見た。荒木又右衛門三十六番斬り。ビワ湖のほとりをグラマー天狗が駒を駆る。風雲急なり。弥次喜多は上洛し、首尾よく桂に密書をとどけた。志士たちの会合で、鳥追いは芸者玉垣、やくざは中岡慎太郎と判った。そこへ新選組が斬りこむ。--弥次喜多はみんなに送られて京を発った。娘姿にかえった数馬も千代に送られていた。
スタッフ・キャスト
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弥次郎兵衛由利徹
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喜多八南利明
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渡辺数馬大空真弓
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お供の侍柴田虎之助白川晶雄
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お供の足軽又平鮎川浩
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森の石松宇津井健
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桂小五郎嵐寛寿郎
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幾松高倉みゆき
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中岡慎太郎川喜多雄二
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玉垣瀬戸麗子
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西郷吉之助舟橋元
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藤田東湖中村竜三郎
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近藤勇小林重四郎
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土方歳三高松政雄
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荒木又右衛門坂東好太郎
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グラマー天狗万里昌代
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賭場の女三原葉子
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むっつり左門岩井半四郎
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石川五右衛門亜木一路
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揚巻高友子
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国定忠治沢田清
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板割浅太郎江波志郎
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山形屋藤蔵今村源兵
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乾分平助木戸新太郎
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大家古川縁波
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千代矢代京子
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千代の父親国創典
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河合又五郎御木本伸介
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河合甚左衛門九重京司
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西村悪之助千葉徹
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天上一郎五郎大谷友彦
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お静西朱実
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お静の父親山田長正
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お静の母親花岡菊子
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壺振りの男ユセフ・トルコ