妖怪大戦争(1968)のレビュー・感想・評価
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日本の妖怪の底力✴
日本の妖怪の発想ってスゴいと思ってます。だって「カラ傘小僧」とか傘だよ⁉️怖くなくない?そりゃ朝家を出ようとして傘がいきなり喋り始めたらビックリしますけど、怖くはないですよね?こういった「長年物を大事に使ってると魂が宿って妖怪になる」、いわゆる付喪神の発想って日本独特な感じがするんですよね。物を使い捨てにする文化圏の人には絶対発想できないです。面白いですよね、日本の文化って。
というわけで巷で最新作が話題となっている「妖怪大戦争」のオリジナル1968年版を観てみました。うお!普通に庭の池にカッパが住んでいる❗いいね、昔の日本っぽいです。ろくろ首が雰囲気出てて妙に怖い。でも、普通にいい人でした。日本の妖怪さん達は皆さん親切です。
しかし、何故バビロニアのダイモンさんはピンポイントで日本に来たのでしょう?約4000年ぶりに復活ってWikipediaさんによればバビロニアが起こったのが紀元前1894年。意外と時代考証しっかりしてます。そして日本の文化に詳しい。当時の身分制度もしっかり理解してくるってなかなかやり手です。
なんやかんや言っても全体的に好きだったのですが、最後の戦いだけは観づらくって仕方なかったです。あの撮影方法は当時最先端だったのでしょうか?当時の人はあれに盛り上がったのかなぁ?とても分かりにくかった😵
でも、妖怪っていうコンテンツ、そしてそれを発想できる日本人の想像力って素晴らしいなっと思った次第でした✨
・・・あ、こういう発想できる文化が最近のアニメの擬人化ブームに繋がってるのかも?
日本妖怪の総力を結集せよ!
大映妖怪シリーズ第2作。
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
バビロニアの古代遺跡から、吸血妖怪ダイモンが復活を遂げた! 日本に飛来したダイモンは伊豆代官所の代官に成り済まし、暴虐の限りを尽くし始めた。代官屋敷に住み着いていた河童の報せを受けて、地元妖怪たちが戦いを挑むも、ダイモンの協力なパワーの前に返り討ちにされてしまう。このままこの西洋妖怪をのさばらせておけば、日本妖怪の名折れや! ―というわけで、日本全国から妖怪たちを招集し、一同団結。ダイモンに対して、総力を結集した一大決戦を挑むのであった!
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ダイモンが怖い怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ビジュアルからしてヤバい! 目付きが怖い! ―ってこれ着ぐるみを着ている演者の目だろうから、自然界でいちばん怖いのは人間の目付きということの証明なのかも???
それはさておき、妖怪たちがみんなユーモラスで個性的でした。特に河童のひょうきん者加減が絶妙でした(笑) それぞれの能力を駆使して、ダイモンに大戦争を挑む妖怪たち…。その戦い方もどこかかわいらしさがありました。多分に着ぐるみの造形のおかげだったのかもしれません。
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