喜劇 競馬必勝法 大穴勝負
劇場公開日:1968年3月5日
解説
「暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ」の野上龍雄と、「喜劇 初詣列車」の瀬川昌治が共同でシナリオを執筆し、瀬川昌治か監督した“競馬必勝法”シリーズ第二作。撮影は前作「喜劇 競馬必勝法」の山沢義一。
1968年製作/91分/日本
原題または英題:How to Make a Big Hit
配給:東映
劇場公開日:1968年3月5日
あらすじ
小原はペテン師に似合わず正直で、少し鈍な男だが、何よりも競馬が好きだった。兄貴分の古川の命令で岐阜の繊維問屋連合会会長大和田をカモろうとしたとき、小原は地元の競馬場でひょんなことから、大和田と知り合い、予想の腕を認められてしまった。それ以来、小原は大和田の競馬コンサルタントにまつり上げられ、詐欺の計画どころではなくなった。そんなある日、もともと競馬予想のカンなど持たない小原は、たまたま知り合ったロープウェイのガイド嬢かおるの助言で、大和田に大儲けさせることが出来た。かおるは、実は競馬予想の名人仁造の娘で、父の予想をそのまま小原に教えたのだから、当るのは当然だった。そんなことは知らない仁造は、自分より当る名人がいると聞いて小原に会い、初めて真相を知った。しかし、小原とかおるが愛しあっているとなっては、怒るわけにもいかなかった。一方、古川は計画が、一向に進まないのに業をにやし、自ら岐阜に来て大和田から三百万円を欺し取った。ようやく小原の正体を知った大和田だったが、小原の正直さに免じて三百万の返済に二日間の猶予を与えた。また、小原がペテン師と知ってもかおるの愛は変らず、自分の貯金二十万を使って、三百万にしてくれと仁造に頼んだのだ。感激した小原は、仁造とともに翌日の記念レースに、大穴を狙う予想をたてようと資料をあさった。しかし、予想は難しく、二人の予想が一致したのはレース直前だった。やがて、小原は大和田に競馬で儲けた三百万を返済にいったが、古川が捕まったということで、その金は小原のものになった。それから間もなく競馬湯の近くに新しく予想屋が店開きした。かおると新居を構えた小原が、人生の再出発に開いたものだった。
スタッフ・キャスト
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小原米松谷啓
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亀井仁造伴淳三郎
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亀井かおる十朱幸代
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大和田泰造長門勇
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圭子久保菜穂子
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古川長門裕之
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谷川南利明
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小牧長沢純
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前田市村俊幸
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潤子三島ゆり子
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〆香園佳也子
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富田村上不二夫
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久保山田甲一
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山口仲塚康介
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ホテルのボーイ川田信一
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女事務員A清水みつえ
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女事務員B平野公子
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万松園の女中大竹真理子
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名鉄車内の客てんぷくトリオ
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モノレール駅員木村修
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看護婦田沼瑠美子
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警官ジョージ・吉村
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長屋の親爺由利徹
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競馬場の男小野栄一
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ダンサーカルーセル麻紀
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ホステスA早瀬千香子
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ホステスB大和田恵美子
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ホステスC志野雪子
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ホステスD丸山悠子
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ホステスE平賀朝子
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芸者A竹村清女
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芸者B田内加代子
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岐阜のマダムA真木亜紗子
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岐阜のマダムB安城由貴子
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掃除婦久保伊都子
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問屋の旦那衆Aサトウ・サブロー
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問屋の旦那衆B植田灯孝
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問屋の旦那衆C小塚十紀雄
アタゴオルは猫の森







