流し雛

劇場公開日

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解説

愛弟子大槻義一の監督昇進を祝して、「今年の恋」の木下恵介が自らの原作を脚色してそのスタートを飾った純愛もの。撮影は「ご機嫌はりきり娘」の成島東一郎。

1962年製作/77分/日本
配給:松竹

ストーリー

乙丸音也は新橋にレストランを持っている。彼は中学卒業の直前、九州から上京して苦労を重ね、終戦後、妻の文枝と新橋の駅前で握り飯を売ったのが始まりで、現在の地位まできた。音也は三十年も別れていた不幸な母ふくに、楽な暮しをさせたいと思い、引き取ることにした。音也夫婦には光太郎と保という二人の息子がいる。そして、運転手の八木が毎朝通ってくる。ふくが上京した日、お手伝いさんとして住み込むことになったふみ子が、母のはつに連れられてきた。ふくとふみ子と八木はすぐ親しくなったが、文枝はふくが好きになれない。ある日、口やかましい隣家の隠居に過ってふくが石を投げたことから、文枝は一緒に暮せないと夫に訴えた。そんなとき、はつが郷里へ帰って宿屋の女中になるといって、ふみ子に別れを告げにきた。八木はふみ子に親しみ以上の感情を抱いていた。ふみ子も八木にほのかな愛を感じていた。世間態を気にした文枝は音也に注意させたが、八木はまじめな恋愛だと反駁し、音也がとめるのもきかず乙丸家を去った。春になって、はつからふみ子の許へ流し雛を二組送ってきた。三月三日の夜にその紙雛を抱いて寝、翌日川へ流すと、厄を流してくれるという鳥取地方の紙雛である。ふみ子は一組を文枝に贈った。そのとき、八木が交通事故で入院したことが判り、ふみ子は雛を持って病院へ駆けつけた。音也もきていた。八木のケガは軽かった。タクシーの運転手はこりごりだから、音也の店で働きたいと八木はいった。音也が帰宅すると、文枝がふくと一緒に暮せないと、日ごろの不満をブチまけた。ふくも九州へ帰る決心をしていた。音也はふくを連れて熱海へ出かけた。その途中、ふくは「わたしにもいけないところがありましたよ」としみじみ語った。一方、ふみ子がくれた紙雛を抱きながら、文枝は一晩中泣いた。一夜が明けた。三月三日は文枝の母の命日である。文枝はふみ子母娘の美しい愛情を想い、今は音也が母をかばう気持を素直に首肯する心になっていた。熱海の宿へ電話をかけてから、文枝はふみ子と多摩川へ流し雛に出かけた。八木もふみ子から貰った雛を持って、光太郎とやってきた。二組の紙雛は川波に揺られながら流れて行く。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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