悲しみはいつも母に

劇場公開日

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解説

西村滋原作、「ある母の死より」から、館岡謙之助が脚色。「八百万石に挑む男」の中川信夫が監督した社会ドラマ。撮影は平野好美。

1962年製作/日本

ストーリー

旧兵舎の引揚寮に母や妹と住む健一は、優等生だった学生時代の面影はなく、貧しいわが家にやり場のない怒りを叩きつけ、家を飛び出した。郊外の愚連隊に身を投じた健一は、住宅地のブルジョワ学生をおどしては小遣い銭を稼いでいたが、たまたまある邸宅の庭に母フミの姿を見かけて無心に行くと、そこの息子こそ健一たちにゆすられた学生だったのでフミはクビになった。妹の敏子は玩具店に働くかたわら、高校に通っていた。家庭の暗さは彼女の心を重苦しくしたが、江上先生だけは唯一の相談相手だった。健一はアジトの音楽喫茶で千秋という娘と知り合い、連れ込み旅館にしけ込んだものの、巧みにドロンされてしまった。彼女は有産階級に育ったが、若い継母の冷たさに反撥し、家庭では無口であった。ある日、刑事に送られて帰宅した健一は、敏子の給料袋を握って姿を消した。その健一は千秋に再会すると、東京湾の防波堤から海へ投げ込んだ。ずぶ濡れの二入は、お互の強情を許し合うのだった。二人が箱根で結ばれたころ、フミは小料理屋「花菱」で働くことになった。やがて、金につまった健一たちは新しい稼ぎを思いついた。高級連れ込み宿の表に待ら伏せ、出てくるアベックをカメラに収めてゆするのだ。ある夜、ベッド・ハウスからあらわれたのは、フミの肩にもたれた店の主人黒沼だった。健一は黒沼を殴りつけた。フミはその夜、「花菱」を追われた。敏子は健一の非行について江上先生に意見を頼んだが、健一は耳をかさないばかりか、高倉組のパチンコ屋をぶちこわした。黒沼が千秋を監禁、十万円を要求したので、健一たちは黒沼の家へ向う途中、高倉組の一味に叩きのめされた。血みどろの健一は、フミの働く高山邸に辿りついた。手に負えないわが子のためフミは偽証までしたあげく、自動車にはねられた。駆けつけた健一は、「母さん、死なないでくれ」と泣き叫ぶのであった。

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