少女(1961)
劇場公開日:1961年1月15日
解説
石坂洋次郎の原作を、池田一朗と森本吉彦が共同で脚色し、「情熱の花」の堀池清が監督したホーム・ドラマ。撮影は「雨に咲く花」の中尾利太郎が担当した。
1961年製作/59分/日本
配給:日活
劇場公開日:1961年1月15日
あらすじ
カネ子は口べらしのため東京で働くことになった。上野駅にはイトコの由造が迎えに来ていた。彼の家は小さなオートバイ屋だが、長男の彼は暇さえあればトランペットを吹いている音楽青年だ。カネ子の希望もちょっと変っていた。小説家になりたいと言い、同県人の草田の弟子になるつもりなのだ。カネ子が来たおかげで、男ばかりの兄弟の由造の家は明るくなった。日曜日、由造はカネ子をダンスに誘った。由造はキスしようと抱きついた。驚いたカネ子は夢中で彼の顔をひっかきまわしたが、あげくの果て、ペコペコあやまる由造を見ておかしくなった。数日後、カネ子は下町の小さな美容院に住みこんだ。だが、まもなく、先輩のウメ子と大喧嘩して飛び出してしまった。草田の家を訪れた彼女は、そこで、草田が雑誌記者の厚子を誘惑する姿を見てしまった。草田への夢は消えてしまった。カネ子が帰ってきたのを喜んだ由造は、彼女をキャバレーにひっぱり出した。由造はトランペットのテストを受けるのだ。だが、トチリっぱなしの由造をバンドマンたちが罵倒したのをカネ子が怒って大騒動となった。おかげで、彼女の就職までフイになってしまった。カネ子を待っていたのは「母倒る。すぐ帰れ」の電報だった。カネ子は故郷へ帰った。だが、母親の病気は大したことはなかった。つづいて、由造が東京からやってきた。二人は仲よく草刈りにはげむのだった。
スタッフ・キャスト
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秋元カネ子笹森礼子
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父岩太郎久松晃
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母お冬田中筆子
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兄太一相原巨典
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姉美佐子堀恭子
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妹キミ江葵真木子
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妹タカ子田代みどり
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妹ユキ子小林和子
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八代正助殿山泰司
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妻おてつ初井言栄
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長男由造川地民夫
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次男良助杉山元
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三男赤ん坊中村順一
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桑田昭子千代侑子
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草田次郎永井智雄
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女中知子重盛輝江
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三村厚子天路圭子
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中田あさ子広岡三栄子
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あさ子の亭主新吉青木富夫
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ウメ子久木登紀子
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ミツ子エミー瀬尾
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サキ子清水千代子
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スケコマ師政神戸瓢介
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スケコマ師安男光沢でんすけ
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鉄道公安官二木草之助
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美容院のお客堺美紀子
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キャバレーのマネージャー土屋神山勝
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ウエスト・スリッカーズ広瀬柳瀬志郎
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キャバレーのボーイ菊田一郎
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白バイの警官柴田新
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高橋六郎石丘伸吾
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六郎の母親原恵子
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石部玉井謙介
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斎藤林茂朗
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洋裁店のマダム須田喜久代
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洋裁店のお針子座間京子





