バビル2世
劇場公開日:1973年3月17日
解説
少年漫画雑誌に連載され、NETで放映されている同名漫画の映画化。
1973年製作/25分/日本
配給:東映
劇場公開日:1973年3月17日
ストーリー
浩一は毎晩のように、人間がバベルの塔を建設している夢をみた。そして、ある日巨大な怪鳥が飛来し、浩一はその怪鳥に乗って、飛び立った。浩一が着いたのは、砂漠にそそり立つ高い遺跡の前だった。一人の女性が出迎えて五千年前から待っていたのだと塔にまつわる話を聞かせてくれた。この塔は宇宙から漂着したバビルが救助信号の代りに作ったもので、現代では想像もつかない程の精密な機械類を見せてくれた。そして、浩一は、コンピューターで訓練を受け、超能力を身につけ、三人の従者が浩一を守るということを聞かされた。やがて、その女性は砂と化して消えてしまった。超能力者となった浩一、すなわちバビル2世は、コンピューターの指示で、ヒマラヤの奥地で神のように崇めらめているヨミに会いに行った。ところが、バビルが自分の恐るべき敵になると考えたヨミは、ヒマラヤの守り神である岩石巨人ゴーリキをバビルに襲わす。バビルは黒豹ロデムと怪鳥ロプロスの助力で危機をまぬがれる。バビルが想像以上の強敵と知ったヨミは、バビルを亡きものにしようとロケットに乗ってヒマラヤを去った。バビルがヨミの神殿に帰ってみると、神殿は、既に破壊されている。バビルは新めて世界平和のためにヨミと闘うことを固く決意するのだった。