三池監獄 兇悪犯

劇場公開日

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解説

三池監獄を舞台に兇悪殺人犯の、仲間を犠牲にし、看守を殺しながらも執拗に脱出を計る執念を描く。脚本は「賞金首 一瞬八人斬り」の高田宏治、監督も同作の小沢茂弘、撮影は「日蔭者」の古谷伸がそれぞれ担当。

1973年製作/89分/日本
配給:東映

ストーリー

明治三十六年、傷害殺人など二十八犯、監獄暴動煽動、脱獄など特に兇暴な北海常こと友時常次が釧路集治監から三池集治監に移された。監獄の中は郡司と石堂が班長をしており、囚人たちの統制をとっていた。種々雑多な刺青の中にあって刺青こそないが、胸にも背にも腕にも無数の刀傷のある北海常の凄まじさは、ひときわ目立った。夜、寝入った北海常をドスで襲った郡司の子分・三津田が北海常に素手で首の骨を折られて死んだ。以来、他の囚人たちは鳴りをひそめた。石炭採掘の重労働と絶え間ない懲罰によって一層つのった生への執着は集団脱走へと囚人たちを決心させた。決行の日、用意は全て整った。暴動発生、と同時に事前に察知していた看守たちの銃がいっせいに火を吹いた。囚人側は抗道を封鎖、中に閉じこもった。一方、北海常は、間隙をぬって一度は脱走に成巧するが、捕えられてしまった。監獄側は北海常の命を助ける替りに、抗道を開かすよう北海常に命令した。北海常は郡司を叩き伏せ、抗道閉鎖を解かせた。札つき揃いの郡司たちの班は、落盤の危険が予知される第一抗が新たに割りあてられた。郡司は囚人たちを裏切った石堂を殺し、看守長の河津の弾丸を浴びて倒れた。その時突如、落盤が始まり、囚人たちは次々と岩石の下敷きになっていった。囚人たちを虫けらのようにとり扱う看守たち。北海常の怒りは燃え、奪った銃で次々と看守たちを殺していくのだった……。

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