殺し屋人別帳

劇場公開日:

解説

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」の石井輝男と掛札昌裕が脚本を共同執筆し、石井が監督した“人別帳シリーズ”第一作。撮影は「日本女侠伝 真赤な度胸花」の古谷伸。

1970年製作/93分/日本
配給:東映
劇場公開日:1970年1月31日

ストーリー

浦波興業会頭・浦波は殺し屋の黒岩と宇野木に金を積んで組長を消し、北九州一帯の組を傘下に修めた。目的を達した浦波は用済みの二人を消そうとして逆に射殺された。強欲な黒岩は相棒の宇野木をも殺し、浦波の縄張りを手中におさめ黒岩組と改称した。流れ者の真一が長崎に現われたのは、黒岩組が竜神一家を潰そうとこの地に乗り込んで来たおりだった。真一は船上で詩郎と出会う。詩郎は過去に竜神一家を破門されていたが長崎に舞い戻ったのだった。真一は長崎港の岸壁で車に接触して転倒した松葉杖の娘ナオミを介抱した。この光景に感動した黒岩の娘ミッチーの世話で、真一は黒岩組の客分になった。鉄が組に草鞋を脱いだのもその頃だった。やがて、黒岩は竜神一家の荷上げ作業妨害作戦に出た。苦境に立つ竜神統一は、その暴挙を責め、黒岩は一切を賽の目で勝負をしようと持ちかけた。黒岩の仕組んだイカサマにより統一は勝負に敗けた。統一の妻久美は、自分の体を賭けて夫を黒岩に再挑戦させた。統一はイカサマを見抜き黒岩に損害金の肩代わりと今後手を出さないことを黒岩に呑ませた。いじらしい久美を見てイカサマに抵抗したた壷振りの美枝は竜神一家の木口とともに斬殺されてしまった。ナオミも現場を目撃したことから黒岩組に捕われたが、彼女の面倒をみていた寅さんこと八人殺しの鬼寅の機転で助けられた。黒岩は事の決着を急ぎ、竜神一家に喧嘩状を叩きつける。竜神一家の元に詩郎が駆け付け凄絶な死闘が始った。真一は苦闘する竜神一家に加担し、統一は黒岩を倒した。すべてが終った時、黒岩の客分鉄が真一に向った。刃を交える二人。相打ちに見えたが鉄は「手加減してやった」と言い残し倒れる。正義漢・鉄が勝ちを真一に譲った一瞬であった。手負いの真一は一緒に東京に行こうと約束したナオミの元に向かうが既に彼女を乗せた船は出航した後だった…。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く