女教師 秘密

劇場公開日:

解説

既婚の女教師と男子学生の、心の隙間をうずめ合う不倫の恋を描く。脚本は「団地妻 二人だけの夜」の鹿水晶子、監督は「課外授業 熟れはじめ」の白鳥信一、撮影は「ひと夏の関係」の畠中照夫がそれぞれ担当。

1978年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1978年10月21日

ストーリー

英語教師の山川ひかるに秘かに恋慕の情を抱く高校生の吉村麦平は、何とか関心を引こうと、事あるごとにひかるに反抗した。体育の水泳の時間、鮮やかな水着姿で現われたひかるを、麦平は女子トイレに追い込み、全裸に剥いだ。麦平はひかるの姿態を舐めるように凝視すると、何も言わずに去っていった。ひかるは体育教師の山川と結婚していたが、昔の教え子、琴子と関係しているのを知り、別れる決心をしていた。ある日、麦平はひかるを強引に琴子のマンションに連れて行った。目の前で繰り広げられる琴子と山川の痴態に嫉妬し涙を浮かべるひかるは、麦平を部屋に連れ込み、ベッドに誘った。ひかるは巧みにリードしながら、「私は、Bitch、あばずれ教師」と、若い体をむさぼった。以前から麦平が好きだった解子は、ひかると麦平の関係に気づき、邪魔をしようとしていた。解子は一計を案じ、別居している山川をひかるの家に、二人の密会の時間に呼びだした。何も知らずに来た麦平は、解子と山川の姿に驚いた。麦平は気まずい雰囲気にたまらず、解子を連れ出した。その後、ひかるは麦平の事を忘れようと、麦平を無視し続けた。ある晩、ひかるの寝室にストッキングをかぶった侵入者が入り、彼女を犯し、内股に口紅で「Bitch」と書いて逃げた。彼女は秘密の文字を書いた男が麦平とわかった。ひかるは酒をあおり、名も知らぬ男と連れ込み旅館で快楽をむさぼった。数日後、ひかるは麦平を呼びだし、退職届を手渡した。ひかるは、連れ込み旅館で寝た男と再出発するという一言を残し麦平のもとを去っていった……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0「大黒」のラーメン食べてみたかった

2020年1月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

スーパーで海水パンツを万引きした男子高校生2人、京王井の頭線久我山駅横の踏切を渡り、久我山公園入口まで走ってくる。見張り役だった女子高生もコンドーム「燭 KAGARI」を万引きしている。
そこに現れる虎雄と解子(原悦子)だが、喧嘩しているようで、解子は偶然通りかかった麦平(高橋淳)のバイクに乗って逃走。
久我山3-35あたりの三叉路のクリーニング屋の前で車にぶつかりそうになりストップ。車から出てきたのは山川久志(石太郎)とひかる(山口美也子)の高校教師夫婦。
久志が元教え子の琴子(あきじゅん)と浮気しているため、夫婦関係がうまくいっていない。解子は麦平とセックスしたがっているが、麦平は教師にひかるに恋心を抱いているというか、女子トイレで着替え中のひかるにいきなり襲いかかったりする悪い生徒である。高校生なのに水着が派手すぎるよね。
麦平の家は蕎麦屋「大黒」を営んでいるが、この蕎麦屋も久我山近辺にあるのかと思いきや、店の前の電柱には「世田谷区」の表示が。
調査したところ、千歳烏山(粕谷4)にあった蕎麦屋「大黒」ではないだろうか(暖簾に書かれている電話番号の下4桁がエキテン情報と一致)。ネット情報では残念ながら2012年4月に閉店したようだが、麺類の量が異常に多かったというレビューが残っている。
「大黒」店内の棚にはサイン色紙が2枚飾られていて、右側のには読売ジャイアンツのマーク、左側のには写真が付いているが誰のサインだろうか。
麦平の部屋がまた凄くて、壁には当時の映画ポスターや琺瑯看板やらが雑然と飾られている。店主が映画好きだったのでしょうか。
久志と琴子の逢引現場を目撃したひかるは、麦平をマンションに連れ込んで「私はBitch」と言いながらヤッてしまい、それを知った解子が嫉妬して、、、といったストーリー。
ラスト10分というところで登場して攻めまくる高橋明。サッカーの試合終盤に投入されるFWみたいでカッコイイなあと思って見てたら、大トリは絵沢萠子様でした。
山口美也子さまの素晴らしい裸体と、原悦子さまのこわい目付きと、高橋淳の毛深い足が心に残る佳作。

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