劇場公開日 1976年10月16日

夜明けの旗 松本治一郎伝のレビュー・感想・評価

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4.0新平民かくたたかえり。

2015年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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部落解放同盟、一応存在くらいは知っているけれど、馴染みのない固有名詞。 時間がドンピシャリだったので鑑賞。 伊吹吾郎、破天荒な快男児を好演。 檀ふみの古き良き日本女性の具現化もイイ。 観客の予測を軽く裏切って展開される語り口がなかなか良かったです。 「団結せよ」が若干鼻につくけれど、物語として伝わり易いのは確かだな。 映画は戦前の裁判をクライマックスとして終わるのだけれど、鑑賞後にwikiで調べてみたら、この人国会議員、副議長まで務めていたのね。 あと、戦前戦後の主張とか、映画では描かれなかった側面、現実は更に面白い。 題材と、物語に使う部分の取捨選択、という点で、秀逸だなと思いました。

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Nori