バス
劇場公開日:1987年6月14日
解説
若いフィルム・メーカーの育成を目的としたPFFスカラシッブ第3回作品。ある架空の村を舞台に、管理する側と管理される側の人間の戦いを描く。脚本・監督は小松隆志、撮影は藤井良久がそれぞれ担当。16ミリ作品。
1987年製作/90分/日本
劇場公開日:1987年6月14日
ストーリー
ベンガルの虎の異名を持つバスの運転手・道男の住む村には掟があり、決してそこから出ることは許されなかった。道男は林蔵、耕作と脱走を試みるが失敗、保安官に捕まりロボドミーにされてしまった。やがて村はコンピュータに支配され、5年経ってただ一人逃げ延びた林蔵が戻ってきた。しかし、道男には記憶がない。その頃村ではゲリラがクーデターを計画、また廃車令が敷かれて道男のバスも廃止となった。村は大きく変わろうとしていた。保安官がコンピュータを壊し、道男は記憶を取り戻した。道男は宿敵保安官を倒し、恋人のかおりと共にバスで逃げたのだった。