ロマン子クラブ エッチがいっぱい
劇場公開日:1986年12月20日
解説
高校の演劇部復活のために頑張る九人の女子部員の活躍を描く。脚本は田辺満、監督はピンク映画で活躍する若手、廣木隆一、撮影は「南へ走れ、海の道を!」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
1986年製作/58分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1986年12月20日
ストーリー
某高校に女子生徒ばかりで作ったロマン子クラブという演劇部があった。しかし、この部は、一年前に部長のエミが芝居の自主公演費用捻出のためにファッションマッサージで働いていたことがバレて廃部になっていた。エミは一人責任を取り退学し、北海道の牧場で働いていたが、せめてクラブだけでも復活させて欲しいと仲間に手紙を書いていた。そこでロマン子八人はクラブ再建に立ち上った。部員のその子は、ソウルオリンピックのマラソンの期待の星として注目される瀬田と付き合っていたが、彼は彼女にそんなことはやめろと忠告していた。もう一人の部員、百合はエミを退学に追い込んだ生活指導の児島と愛人関係を結んでおり、クラブの再建を冷やかに見つめていた。その子たちは自主公演の費用を稼ぐためにキャバクラでバイトすることにする。同時にその子は瀬田の子を宿しており、オリンピックを目指す瀬田にはやっかいな話だった。ある日、ショーに児島が現われ、その子たち全員を退学すると言う。瀬田はその子が自分を憎めば子供を堕すと思いタレ込んだのた。数日後、百合が思いを寄せるトオルが現れた。トオルはのエミと付き合っていたので百合は嫉妬していたのだが、彼の説得で、児島のことをバラすことを決意する。その脅しに、児島は全員退学を撤回し、ロマン子クラブは芝居公演にこぎつけるのだった。