ニャンニャン娘

劇場公開日:

解説

平凡な生活に退屈する若妻がかつての恋人と再会して強盗の旅に出る姿を描く。脚本は廣木隆一と才賀忍の共同執筆、監督は「トルコの48時間」の中村幻児、撮影は佐々木原保志がそれぞれ担当。

1984年製作/57分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年6月15日

ストーリー

チンピラの和男は拳銃不法所持を見つかり警官を撃ってしまい、故郷に逃げると、あるドライブ・インに入った。そこはかつての恋人、麻紀が夫と二人で切り盛りしている。迷惑顔の麻紀に遠慮した和男は、昔の仲間で、現在は自動車解体屋を経営する健一のところに転り込む。健一は和男を歓迎するが、妊娠中の妻の美子はイライラしている。再び和男は麻紀を訪ねると、平凡な生活に飽き足らない彼女は、店を飛び出して、昔のように遊ぼうと言う。二人はとりあえず健一の家に行った。退屈する麻紀はスーパーに入るとレジの女にピストルを向け、現金を奪う。麻紀に挑発された和男もガソリンスタンドを襲撃する。二人はラブホテルに入ると激しく体を重ねた。健一と寝たと麻紀が告白すると、怒った和男は彼の家に乗り込み、美子を犯す。そこへパトカーがやって来て家を包囲するが、ライフルを発砲する麻紀の表情は、生生と輝いていた。

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