女高生日記 乙女の祈り
劇場公開日:1984年3月2日
解説
友人には処女ではないとツッパリながら、実はバージンだった少女の初体験を描く。脚本は「発禁 秘画のおんな」の宮下教雄、監督は「ズームアップ 卒業写真」の川崎善広、撮影は「トルコ行進曲 夢の城」の米田実がそれぞれ担当。
1984年製作/66分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年3月2日
ストーリー
卒業を控え、進路に悩む女高生の山根美矢子は、親友のマリやひとみにはバージンじゃないとツッパッてるが、実はまだ処女だった。学校の帰り、体育の用具室でマリと大学生のコーチの倉田が重なってるのを見た美矢子は、トイレに駆け込み、自ら慰めるのだった。家に帰った美矢子は電話でマリやひとみに飲みに行こうと誘われる。美矢子の母は今夜は帰らないと外出していった。寂しくなった美矢子は飲みに行く前に、ボーイフレンドの夏彦に会いたくなって、彼の母が経営するSMの部屋に向った。途中で美矢子は雑誌社の記者と称する男にパンチラの写真を撮られてしまう。美矢子は夏彦とホテルに食事に行き、そこで母と男が部屋に消えていくのを目撃する。美矢子は夏彦になぐさめられるが、口論となってその場を立ち去った。そこへ、記者と称した黒田という男が美矢子に近づき、ヤケ気味な彼女はマンションについていく。そこで美矢子は乱暴に犯され、処女を失うことになる。そのころ、マリとひとみは倉田のパブで飲んでいたが、ひとみの開通式も倉田が行なったことを知り、口論となって二人とも店から出ていく。そこへ、石黒の部屋を後にした美矢子が、仲直りをした夏彦と店へ入ってくる。倉田と仲間は夏彦を追い返すと、美矢子を酔わせ、犯そうとする。そのとき、ドアが激しく叩かれ、警官が入ってくると、倉田たちに手錠をかけてしまう。それは夏彦の変装で、美矢子は彼に抱きついた。二人はその夜、激しく愛を交わす。美矢子は染色家になるために弟子入りする小田原の祖父の家に行くことになり、夏彦はバイクで彼女を送っていくのだった。