ゴールドフィンガー もう一度奥まで

劇場公開日:

解説

ケンカには強いが男の誘惑にはまったく弱い女私立探偵の活躍を描く。脚本は前田順之介と「受験慰安婦」の伴一彦の共同執筆、監督は「OH! タカラヅカ」の小原宏裕、撮影は「襲われる女教師」の野田悌男がそれぞれ担当。

1983年製作/64分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年3月11日

ストーリー

元婦人警官の麻田麻耶は、今、私立探偵をしている。ある日、麻耶の事務所に佐藤という産婦人科医が妻のアキ子を捜してくれと依頼に来た。佐藤の話によると、アキ子はプレイボーイ風の男にだまされているらしい。麻耶はアキ子が通っていたテニススクールから聞き込みを始めた。会員の主婦の話によると、アキ子はコーチの坂本と噂になるほどの仲だったという。さらに、助手の三平の聞いた話によると、坂本は名うてのプレイボーイで、アキ子以外にも、風俗嬢の康子、アパート経営者のつかさとも付き合っているらしい。三人の女から金を貢がせ、自分は悠々と暮す坂本を、麻耶は捕まえなくては気がおさまりそうにない。ある日、麻耶は意外な人物と出会った。麻耶が婦警時代、結婚の約束までしていながら、出世のために彼女との約束を破って、署長の娘と一緒になったかつての恋人山脇刑事である。山脇も坂本を常習詐欺師として追っているらしいが、どこか様子がおかしい。そんなとき、坂本が麻耶のもとにやって来ると、金を持って逃げた康子とアキ子を捜して欲しいと言う。麻耶は馬鹿馬鹿しくなるが、依頼された仕事は断らない主義だ。アキ子の居所をつかんだ麻耶と三平は、そのホテルの一室に踏み込むと、そこでは、アキ子と康子が外国旅行の相談をしているところだった。そのとき、一緒にやってきた山脇が康子のことを女房と言ったのである。耳を疑う麻耶だが、しっかり抱き合う二人の姿に、それは真実らしい。山脇は捜査と言いつつ、康子を捜していたのだ。また、そこへやってきた佐藤も、久しぶりに会った妻としっかり抱き合っている。いつしか、二組のカップルが麻耶の前でセックスを始めだした。たまらない麻耶は、三平を呼び寄せると、激しく絡みあうのだった。

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