色情海女 ふんどし祭り
劇場公開日:1981年6月26日
解説
過疎化する房総の漁村を舞台に、大漁の知らせで都会から村に戻った海女たちの姿を描く。脚本は伴一彦と「セックスドック 淫らな治療」を監督した藤浦敦の共同執筆、監督も同作の藤浦敦、撮影は「東京カリギュラ夫人」の水野尾信正がそれぞれ担当。
1981年製作/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年6月26日
ストーリー
過疎化の進む房総のとある漁村。今年はいつにない大漁とあって、海女が足りなく、村長の息子が、村を出て東京で娘たちを連れ戻すように派遣された。女子大生の雅代、女自衛官の知子、カメラマンの三紀、風俗嬢の明美、スチュワーデスの翠の五人が集められた。ブツブツ言う彼女たちを、村をあげての大歓迎、その夜はドンチャン騒ぎとなった。翠は信夫と結婚を考えており、草むらで体を重ねるが、彼と尚とは恋仲で三角関係となってしまった。村は若い娘たちが戻ってきて活気を取り戻し、村の首脳陣は、何年もやってなかった「ふんどし祭り」を復活させ、一気に村の観光名物にしようと計画する。お尻に食い込む七色の六尺ふんどしをしめた海女たちの姿に、観光客もドッとつめかけた。男性の巨大なシンボルをかつぎ、祭りは最高潮。祭りが終った静かな海。翠は東京に戻ることにした。信夫のこともあるが、この村にどうしても馴染めない。列車の窓から海を見ると、ふんどし姿の海女たちが働いている。翠の顔に笑みがこみ上げてきた。