アゲイン 明日への誓い

劇場公開日:1990年10月27日

解説・あらすじ

香港ノワールの傑作「男たちの挽歌シリーズ」の第3作。前2作の監督ジョン・ウーからバトンタッチ、ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、運命の糸に繰られる三人の男女の愛と死を描くシリーズ完結編。第1作で壮絶な死を遂げたマークの若き日に焦点をあて、戦火のサイゴンに燃える恋を、男同士の友情と戦いを織り交ぜて描きあげる。チョウ・ユンファの相手役に今は亡き香港のトップスター、アニタ・ムイ、敵のボス役に時任三郎が扮するのも見どころ。

1990年製作/117分/香港
原題または英題:英雄本色III 夕陽之歌
配給:東宝東和
劇場公開日:1990年10月27日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

3.0 監督が変わると作風も変わる

2025年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

ドキドキ

確か2~3年前にWOWOW放送で観た。劇場公開時の邦題は『アゲイン 明日への誓い』だが、ソフト化の際に『アゲイン 男たちの挽歌Ⅲ』、さらに『男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い』へと変わっている。『男たちの挽歌』シリーズの3作目で原題も『英雄本色Ⅲ 夕陽之歌』だが、1作目より前の時代が舞台でチョウ・ユンファのみが1作目に出てた兄役で続投。監督も前2作のジョン・ウーからプロデューサーだったツイ・ハークに変わった。

1974年~75年というベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、ベトナム華僑の叔父シー・キエンを連れて香港に帰ろうとするユンファと従弟(叔父の息子)のレオン・カーフェイが謎の女アニタ・ムイの助けで、南ベトナム政府軍のゴロツキやアニタの恋人で裏社会のボス時任三郎(香港人役で広東語吹替)と派手なドンパチを繰り広げるというお話。その合間にユンファとアニタのラブロマンスも描かれる。

前日譚のわりには1作目に上手くつながってなくて、そのあたりはいかにも香港映画。実際、前2作との関連性はあまり無い。出来はまあまあだが、前2作同様に主人公たちがちょっと無敵すぎるだろと思ってしまった。またウーとハークではやはり作風が違い、女性を描くのが苦手なウーよりもハークのほうが女性を魅力的に描いている。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バラージ

3.0 まあまあだった

2018年10月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
吉泉知彦

4.5 エピソード・ゼロ。マークの前日談。

2015年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

ベトナムが舞台でドンパチ度もグレードアップ!戦車まで登場するんやから。
極めつけは時任三郎が出演。
テーマ曲はマッチの夕焼けの歌(歌詞も歌手も違う人やけど)。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
公開しない

「男たちの挽歌」シリーズ関連作品