青い大陸

劇場公開日:

解説

一九五三年のはじめから長期にわたって十四名のイタリア人が紅海海底の探検を行った。これはその色彩長篇記録映画である。製作はブルーノ・ヴァイラーティ、監督はフォルコ・クイリチで、編集指導と解説は「緑の魔境」のジャン・ガスパレ・ナポリターノが担当した。水中撮影はマジーノ・マヌンツァとフォルコ・クイリチ。

1954年製作/96分/イタリア
原題または英題:Sesto Continente
配給:東和
劇場公開日:1955年7月12日

ストーリー

イタリア海底探検隊は、ナポリに近いポンツア島で潜水器具の実験をしたのち、百トン足らずの遊覧船フォミカ号で紅海南部のダーラック諸島に向った。こうして紅海の底にひろがる〃青い大陸〃探検の第一歩がふみ出された。水先案内としてナクダ族のセイエドが一行に加わった。デイセイ島で一行は二つに分れた。学術班は島に上陸して研究に専念し、探検班は魚のいる海を求めて島から島へ航海をつづけた。オタ島附近で大カマスを仕止めた。重量七〇キロの大ガメ、猛毒を持つウツボなどが捕えられた。一方学術班も珍奇な数数の標本を採集した。フオミカ号が迎えに来たとき、学術班の収穫は標本箱五十三、種類にして数千種に及んでいた。一行はダーラック諸島の最後の島セガラ島についた。ここは青い大陸の終るところで、これから先は大洋の深い海となる。更に一行は原住民に教えてもらって、百マイルの砂漠を越え、人間がまだ一度ものり入れたことのない禁断の海に出た。ここでイトマキエイなどを捕えて長かった探検は終った。

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