アンドレイ・ルブリョフのレビュー・感想・評価
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タルコフスキーの雨の場面は心を暖かく包んでくれるように感じる。
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日本では1974年に封切られた。僕はその翌年に特別上映とかで、銀座のフィルムセンター〔?〕で見ている。何故覚えているか?理由は簡単。大学に落ちて、浪人するのを決めた日だからだ(たぶん)。
兎に角、今日全てのストーリーが繋がった。
印象としては、社会主義的解釈をした、ソ連の映画だと言う事だ。いささか、アナクロな感じもするが、タルコフスキーが、最後にソ連を捨てた事実を考慮すると、隠されたメッセージがこの映画にはあるのかもしれない。
イコン絵画に対する含蓄が無いので、リュブリョフの偉大さは分からない。しかし、この映画は彼の伝記ではないのは一目瞭然。さて、ソノメッセージはどこに?
タルコフスキーの雨の場面が僕は好きだ。僕の主観で、偏見を述べるが、七人の侍の雨の戦いシーンに対して、タルコフスキーの雨の場面は、心を暖かく包んでくれるように感じる。こじつけでキザかもしれないが。
2024年8月11日トレチャコフ美術館にアンドレイ・ルブリョフのイコン画を見に来た。
学芸員に聞いたら、三位一体はアンドレイ・ルブリョフかどうか分からないそうである。全部で6枚見る事が出来た。今日は映画は未鑑賞。
許されたし。モスクワは遠かった。
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